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前のメールはよくわからないという意見をいただきました(^^;;
ちょっと話は映画そのもののほうになりますが、この映画
「博士の愛した数式」自身がオイラーの公式からできている
ように感じ、おもしろいなあと思います。

映画「博士の愛した数式」
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 博士:e 数学者オイラー(Euler)
 愛 :i
 した:θ
 数式:オイラーの公式
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オイラーの公式(Euler's formula)
e^(i*θ) = cosθ + i*sinθ
博士 愛 した = 子 + 人*罪
       = 子 + 人*(亡くなった主人の弟を愛した)
       = 子 + 未亡人
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博士と未亡人は薪能を見た帰りに事故に遭い、状況は
一変する(π = 180°)
子を失い(こけし)、博士は80分しか記憶できなくなり、
博士と未亡人の関係はなくなる。未亡人は心を閉ざし、
博士の家と未亡人の家の垣根の扉を閉ざす。これは
まるで左辺と右辺のようである。
e^(i*π) = cosπ + i*sinπ
         = -1 + i*0
         = -1
博士 愛 一変 = 未亡人の失った愛
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シングルマザーの家政婦がやってきてその子どもも博士の
もとにやってくるようになる。
原作は家政婦の語り口で書かれている(一人称I)。
その子どもの頭が平ゆえ博士はその子をルート君と呼ぶ(πも
頭が平)。手書きのiとπは手を結ぶ親子のように見える。
未亡人は家政婦をやめさせるが、ルート君は博士のもとに来る
ことをやめない。未亡人は家政婦にルート君が博士のもとに
来ないように言うが、家政婦はルート君が博士の友達として
来ているのだと言う。
それを見ていた博士は下記の数式を未亡人に渡す。未亡人は
その意を汲み、閉ざした心を開く。
e^(i*π) + 1 = 0
博士 家政婦 その子 + 未亡人 = 和
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では。