瀬川洋(ex.ザ・ダイナマイツ)待望のスタジオ録音フルオリジナルアルバム!!!
金子マリ、コーラス参加 !!!
2008.7.5発売 BO-0801 \3,000 BOKACO Publication and Production
1. Do it Bogie | 3'01" | mp3 sample |
2. 通り雨 | 5'09" | mp3 sample |
3. Who is Gombe | 3'39" | mp3 sample |
4. 宙をみつめて | 4'20" | mp3 sample |
5. ちょっとまってよ | 5'45" | mp3 sample |
6. 長い夜 | 3'35" | mp3 sample |
7. 夢のカケラ | 3'03" | mp3 sample |
8. ついてない時 | 4'34" | mp3 sample |
9. なぜに生まれて | 5'38" | mp3 sample |
10. いつでもどこでも | 3'54" | mp3 sample |
’mp3 sample’をクリックして下さい。40秒程度の楽曲サンプルが聴けます。
瀬川洋 PROFILE
瀬川は1947年4月14日、東京都杉並区生まれ。ザ・ダイナマイツのリーダー&ボーカルとして、1967年12月「トンネル天国 c/w 恋はもうたくさん」でビクターからデビュー。そのほかのメンバーは山口富士夫(リード・ギター)、大木啓造(サイド・ギター)、吉田博(ベース)、野村光郎(ドラム)。
ザ・ダイナマイツは、玄人ウケする実力派のGSとして米軍基地やジャズ喫茶で人気を博し、1969年までにアルバム1枚とシングル5枚をリリース。1969年暮れに解散、瀬川は野村とともにニュー・ダイナマイツを結成する。1980年代以降、若い世代や欧米のマニアの間でザ・ダイナマイツの作品は人気が高まり、今やロッククラシックとして定着している。
1971年に瀬川は、山内テツのセッションアルバム「フレンズ」に参加した後、1972年にソロアルバム「ピエロ」をコロムビアよりリリース。山内テツ、石間秀樹、大野克夫らを迎えて製作されたこの作品は当時はあまり話題にならなかったが、1990年代に入り「和製カントリーロック」「ニューロックの名盤」として高く評価され、そのCDはベストセラーを続けている。
1970年代後半からは音楽活動が断続的になっていた瀬川だったが、突如1997年秋、トラベリン・オーシャン・ブルーバーズを結成、精力的な活動を開始する。定期的なライブハウスでのステージのほか、ツアーも行い、若手ミュージシャンとの共演やイベントに呼ばれる事も多い。
「真の意味でのファーストアルバム」
瀬川洋がザ・ダイナマイツとしてデビューして40年が過ぎ、トラベリン・オーシャン・ブルーバーズとして復活してから10年が過ぎた。
この10年間でトラベリン・オーシャン・ブルーバーズの作品は「フー・イズ・ゴンベ?」(1999年1月)、「LIVE in LIVES」(2000年12月)の2枚のアルバムが出ているが、前者はデモテープをCD化したようなもので、後者はライブ盤であった。
本作「95°Spirits」は、真の意味でトラベリン・オーシャン・ブルーバーズのファースト・アルバムというべき出来映えであり、瀬川のファーストソロ「ピエロ」(1972年10月)に匹敵する傑作だといえる。
オープニングの「Do it Boobie」で一気に高揚する。還暦を越えたロックンローラーとしての面目躍如だ。「ちょっとまってよ」のカントリーロックなムード。「Who is Gombe」もそうだが今これをやれる人はちょっと他にはいないだろう。「夢のカケラ」には'70年代的な深さを感じる。「ついてないとき」「いつでもどこでも」などはライブで欠かせないノリノリの定番ナンバーとなっている。「長い夜」「なぜに生まれて」の2曲は「ピエロ」で発表した名曲のリメイクで、これもまた嬉しい。
ザ・ダイナマイツ時代から自作のオリジナル曲を発表している瀬川のソングライティングは今もなお素晴らしく、それを支えるプレイヤーたちのツボを押さえた演奏力が、ナマナマしくもゴキゲンな聴き応えのあるアルバムに仕上がっている。
結成以来、何人かのメンバーチェンジがあったが、このアルバムに参加している現在のトラベリン・オーシャン・ブルーバーズのメンバーを紹介する。
森園勝敏は言わずと知れた屈指の名ギタリストで、再結成後の四人囃子のほか、金子マリのグループやアレンジャーとしても活躍中。ドラムの上原"ユカリ"裕、そのキャリアは16歳の時の村八分に始まり、ごまのはえ、シュガーベイブ、沢田研二とエキゾチックス、忌野清志郎、大滝詠一の諸作など膨大である。オルガンの須川光は、めんたんぴんや南正人のバンドで活動の他、ジャズやブルースのセッションも多い。ベースのシゲは東京ロッカーズ系のニューウェイブバンドで知られるバナナリアンズに在籍していた。
近年のライブはこのメンバーに、金子マリがコーラスで参加することも多く、米軍キャンプ時代を思わせるようなカバー曲もたっぷり披露し2時間以上にも及ぶ。たまにファンサービスでザ・ダイナマイツのナンバーも聴ける。体験していない方はぜひともお薦めしておく。
by サミー前田
10年前にバンド活動を再開した直後から、トラベリン・オーシャン・ブルーバーズのhp制作に携わり、ライブハウスへも、ほぼ毎回足を運んでいますが、瀬川氏の音楽に対するポリシーは、全く変わっていません。
ライブでは、曲順は全く決まっておらず、その時々の箱の中の空気を肌で感じ、オーディエンスと一体となる選曲を行いプレイする・・まさに文字通りの’ライブ’です。
瀬川氏の作る楽曲には、ジャンルを超え、瀬川氏の人生哲学さえ感じさせる奥深い比ゆ的表現が散りばめられています。老若男女を問わず、どの世代の人たちにも楽しめ、心の奥に響き渡り、染み込むような魅力があります。ぜひ、一家に1枚、家宝として置いて頂きたいアルバムです^^
使い捨てのような今の音楽シーン、物質欲が後退する不透明な現代において、スピリチュアルな要素さえ感じられる、瀬川氏の楽曲は、私たちにポジティブなエネルギー&パワーを与えてくれます。聴き込めば聴きこむほどに味があり、瀬川ワールドの奥の深さには驚嘆します。
他者へのプロデュース活動ではなく、還暦を過ぎてなお、オリジナリティを追求し、クリエイティブな活動を精力的に続けている瀬川氏。初めて洋楽ロックを聴いたときの、あの感動、感覚がこのアルバムを聴けば蘇るかもしれません。一曲、一曲、丹念に時間をかけて作り上げた瀬川氏の楽曲を充分に堪能して頂きたいと願います。
最近の活動内容
97年12月に音楽活動を再開して以来、ほぼ月に一度程度、ライブ活動を継続して続けている。その間に、瀬川洋オリジナルの’WHO'S GONEBAY?’、ライブ盤’LIVE in LIVES'’を発表。2007年は12回、高円寺、国立、横浜、西荻窪、下北沢と都内中心に活動を展開している。先日、
NHKホールで収録された「BS永遠の音楽 グループサウンズ大全集」に出演。2.22にBS2にてオンエアされた。今後、継続的なライブ活動の他、6.14 神奈川県民大ホールの’GSフェスティバル
2008“僕たちの青春” ’ 及び、7.19 中野サンプラザの ’グループサウンズ・カーニバル 2008’に出演予定。また、5月のゴールデン・ウィークには、名古屋・京都でのライブ活動が予定されて
いる。
by hp管理人 paw
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