大蛇の話
八坂村辺尾(へび)の西部に葦原という沢深い葦の出る窪地がある。昔そこに大蛇が住んでいて、通る人の眼のあたりはなはだ恐れられた。そこで村人は相談の上その大蛇を神様にお祀りしたらそれより後は人の眼につかなくなったという。今石の祠があって年々村人は御祭りをしている。
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