盲女(ごぜ)岩

大平林道から見た盲女岩

 八坂村の鳥立(とりたち)に大変大きな岩(高さ二十間幅十五間)がある。この岩を盲女岩といっている。昔この岩の下に盲女が3人いて、天気のよい日には岩の頂上の平らなところに出て三味線をひいては楽しんでいた。どうしたのかある日3人で喧嘩をはじめてついに3人もろとも岩からころび落ちて死んでしまった。今でも天気の変わり目にその岩の付近へ行くと三味線の音が聞こえるそうだ。今この岩の上の平な所にこの盲女たちを祀った祠がある。


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