原子・素粒子について

物をどんどん細かくして行って、もうこれ以上小さくならない物って何だろう?
と言う事が、昔から考えられ続けてきました。

最初、全ての物質は「火・水・土・風(気)」の組み合わせによって作られていると考えられました。

映画「フィフス・エレメント」でも、この4つがキーでしたね。

その後、錬金術の時代を経て原子・元素が発見されました。
これ以上小さく分けられない物」と言う意味の「ATOM」と言う名が付けられましたが、
その後、原子核電子、そして素粒子・「ひも」とまだまだ小さくなりそうです。

時間について

物質の根源が、原子などよりもさらに小さいという事を考えた時、ふと思ったのが
その素粒子やひもで出来た生物もいたのでは?と言う事です。

現在はビッグバンから約150億年、宇宙は収縮に転じる気配は無く、限りなく広がっていくかもしれません。
そして、100億年の100億倍(10^20)のその又100億倍(10^30)程過ぎた頃には、輝く星が無くなった宇宙に、蒸発するブラックホールからの輻射を受けて生きる、銀河系サイズの生き物が生れるかもしれない、なんて話が有ります。
きっとその生物にとっての時間は体の端から端まで情報が伝達される数十万年とか数千万年が1/1000秒ぐらいに感じられるのかもしれません。そんな生物からしたら、我々の文明が存在した時間はビッグバン直後のほんの一瞬と言う事になるんでしょうね。

それと反対に、ビッグバンから宇宙の晴れ上がりまでの我々にとっては「短い時間」を「永遠」と感じた、素粒子で出来た生物や、「ひも」でできた生物なんてのが、一秒ごとに文明の発展や滅亡を幾度となく繰り返したかもしれません。
その生物にとっては、原子銀河にも匹敵する大きさだったかも知れませんね。

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