ベアリングプロテクタ−
トレ−ラ−のトラブルで一番多いのがハブベアリングのトラブルです。ハブベアリングとは
車輪の取り付けてあるところに使われているスラストベアリングで、ハブにはグリ−スがいっぱいに
入っています。しかし高速道路や一般道を走行している間にこのベアリングは温まり、グリ−スも
膨張しています。釣場に着いてはやる気持ちを押さえてボ−トを湖に降ろそうとすると、この温まった
ベアリングとグリ−スが湖の水に急激に冷やされ今度は収縮します。その収縮する時に水まで
一緒に吸い込んでしまいグリ−スに水が混じってベアリングを破損してしまう事が多々有るのです。
これを防ぐために考えられたのがベアリングプロテクタ−です。スプリングの力でグリ−スを圧縮しておき
グリ−スの膨張・収縮の際にもハブ内部の圧力を一定に保つ仕組みです。
ベアリングプロテクタ-はそれ程高価な物ではありませんので、高速道路でトレ−ラ−のタイヤを飛ばし
たくなければ、絶対に装着しておきたい装備です。又、装備しているからといって安心せずに、走行の前や
パ−キングでの休息の際にはグリ−スの状態やハブの温度を点検するよう心がけたいものです
2005年式Champion社のトレ−ラ−はグリ−スではなくオイルにて潤滑するオイルバブとなっている。
2005年式


