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科学的認識の進展による

二元論の復活


実態

実態は相互作用による存在が実現する対象です。
一般的には現実体としての「実体」ですが、「現実」を問う立場から「有体物」ではない状態までも含む対象として「実態」と表現します。
存在は相互作用する実態です。
存在は相互作用で相互に区別する実態を実現します。
実態は存在の区別と関係を表現する媒体です。

実態は表現とともに存在の二元を成しています。
存在を「実態・表現二元論」として「物質一元論」と区別します。
実態は一元論の物質とほぼ同じですが、物質一元論では表現を存在とは認めていません。
物質一元論には情報も物質の存在形態と認める解釈もありますが、情報は人が受容する表現としての存在です。
情報は受容する人によって評価が変化してしまいます。
人の受容によって変化してしまう対象は物質量子であっても、情報であっても存在ではありません。
物質一元論の物質も存在を表現していますが、物質一元論では表現の存在、存在性、存在することの有り様を無視しています。
表現と並立する存在としての物質を「実態」と表現します。

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_jittai.
2023.09.18