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科学的認識の進展による

二元論の復活


受容

受容は表現と双対します。
存在の表現は受容されます。
存在は相互作用して区別される関係として実現しますが、実現して区別と関係を表現します。
存在の相互作用は互いを区別して表現し、互いの区別の関係表現を受容します。
受容された表現は継起する相互作用過程に媒介されて伝わります。

人は表現を受容して認識します。
人の意識は感覚器での感覚刺激の受容に始まり、神経信号に変換され、何段階かの脳の領野での受容、処理、再表現を経てれて実現しています。

人の意識的表現は受容されることを求めます。
人は人々に受容されることを求めて表現します。

受容は認識の一部分ですが、表現を受容しても認識できるとは限りません。
対象の表現は何らかの媒体によって存在し、表現媒体は受容されますが、その表現が受容されるとは限りません。
信号を受信したことを認識できても、信号を復号、解読できなければ表現の内容を認識できません。
認識する意識には顕在意識の基礎に潜在意識があります。
潜在意識が受容した神経信号が媒介する表現を潜在意識が処理して顕在意識が認識します。

意識に関わりなく、表現は存在し、表現は媒介されて受容されます。

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_juyou.
2023.11.17