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科学的認識の進展による

二元論の復活


私の世界解釈の特色は二元論です。

今日の科学的解釈は物質一元論ですが、私は存在を実態と表現の二元として解釈します。

何故なら、

私は、私自身を意識する存在として認識しています。
私である意識は私の身体を構成する脳神経細胞網の神経信号によって表現され、その表現を意識しています。
表現とその受容の再帰する二元性がまずあります。

意識の二元性はさておき、私の意識存在は神経信号の表現です。
神経信号は神経細胞の発火で表現されます。同時に神経信号は神経細胞網へ伝えられた情報を表現しています。

信号は一般に信号自体の存在表現と、信号によって媒介される情報の表現を担っています。
存在表現が信号の実態であり、情報表現が信号の表現です。信号は実態と表現の二元としてあります。

意識も神経細胞網の発火である実態と、神経信号の表現の二元としてあります。
意識表現の対象として意識の外に、意識の次元とは別の次元として物質が存在します。

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暫定版:2023.06.20