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地震対策水槽 その1

 
大型地震が来ても何とかなる水槽を作りました。

 3.11の時は、ガラス水槽(90x45x45と60x45x45)の2本立てでした。
幸い水もこぼれず、ガラス蓋が水槽内に落ちただけで済みました。
ですがマンションの上階に住む身、保険が掛けてあるとはいえ何とかしなくては、とすぐに思いました。
翌週の休日にはすぐに補強の足(突っ張り棒)を取り付けました。
又、水槽の重さは十分に重く動かないだろうとはいえ、水槽と水槽台を針金でつなぐ措置を取りました。

 ですが完璧とは思えず、水槽にひびが入った場合、水槽の水が全て流れ床は大変なことになります。
バケツ一杯の水をこぼしただけでも雑巾でふき取るだけでは対処できません。
そこで、一計を案じて新しい水槽を設置しました。

 

 上がその水槽、一見して特別なものではありません。
今までは2台の水槽でしたが、メンテナンスを容易にするため1台にまとめました。

 変えた部分は以下の通りです。
@ ガラス水槽を止め、アクリル水槽とする。
A 底面を正方形とする。
B 水のこぼれは、プールで受け止める。

 全体像は、

 

 こうなっており、プールの中に水槽台、水槽、外部濾過器があります。

 プールは、これです。
サイズは、122x122x30.5cm で水量(90%)は 409リッター です。
これがあったからこそ今回の地震対策水槽が成立したのでした。

 このサイズのプールに入る水槽としてサイズは、75cm角と決めました。
水槽は、割れを考え、アクリル水槽としました。
コストの関係で溶剤接着とし、厚さは10mmとしました。
全体の大きさは、750mmx750mmx450mmです。
上側フランジは、はがれ、綺麗さを考慮してアクリルくり抜きとしました。
アクリル水槽の場合、加工性が良いのでオーバーフロー水槽とすると良いのでしょうが、今回は以前の機材をすべて生かすためにフランジの部分を加工してもらっています。
給排水とヒーター用の穴(20Φ)を6個と自動給餌器用の角穴(20x50)を開けてもらいました。

 
発注は、アクリル水槽で最も定評のある富士アクリルに行いました。

 最後に水槽台ですが、組み立て式は避け、組み立て済み品としました。
ネットを探してどんなサイズでも特注に応じてくれる所へ依頼しました。
ここ、創造小屋です。
ゼロからの特注ではなくネットに有った製品の改造版としてお願いしました。
標準品を中心に展開しているところにも見積もり依頼をしたのですが、図面をなかなか送ってこず依頼を中止しました。
ここは、ネットで依頼すると図面をすぐに送ってくれ、修正もスムーズに行ってくれました。

 搬入された水槽台はプールの上に置くのですが、その間にはクッションフロアーを挟みました。
プールの下は、フローリングの床との間に透明なビニール材を挟みました。
又、水槽台と水槽との間は通常スポンジですが、今回はミラーマット(2枚接着品)としました。
これはコストダウンのためです。

 水槽台の材質は、木の種類はわかりませんが、集成材が用いられています。
無垢材のほうが見た目は綺麗でしょうが、コストの点で仕方ないところです。
今回は、天板の広さが水槽より広く、水槽を置いても天板が少し見えます。
天板は合板(べニア)のようでここだけちょっと安っぽくなってしまいました。

 さて、水槽底面を押してみますと、少し沈み込みます。
ミラーマットが潰れているのではなく、水槽台の上面の板もが沈んでいます。
この状態で水槽に砂利、水を入れると、水槽が変形し余計な力が掛かり寿命が短くなりそうでした。
そこで、有り合わせの木で水槽台上面の板の裏側に補強を行いました。

 

 
おそらく標準水槽ではないサイズの水槽(特にアクリル水槽)に慣れていないのではないかと思います。

 最後にとりあえず出来上がった水景です。
長期維持を考えていますので、大磯砂を使い、特に肥料の添加を行っていません。
従って、楽な水草のみで構成されています。
マニアックな水草だけが水草水槽ではありません。

 

 魚は、小さい魚ばかり10匹ほどですが、撮影に驚いて全て内側に避難してしまいました。

 照明は、90cmと60cmで使っていた物をそのまま使っています。
従って、90cm用は少し横に飛び出し、60cm用は内側に入り気味となっています。
見た目は今一ですが、明るさだけは十分です。

 外部濾過器は大量に投入しています。
写真でわかるかと思いますが、濾過層の中央部分に嫌気域を作る方法を行っています。
リング状の濾材を濾過槽の内側再外部に縦に積み上げ、水はここを通過するようにしています。
一番初めの濾過器だけは通常の濾材構成としています。

 

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