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 Lowther エージング

 
このエッジ、ダンパーは、少々かためなので、本来ならばエージングが必要です。


 

このエッジ、ダンパーは、成型時の形を崩さない為かははっきりしませんが、何かコーティングされている様です。
この為、少し、堅くなっています。

 しかし、実使用において、コーン紙が、目に見える程振動する事はまずないでしょう。
従って、強制的にエージングをした方が良いかもしれません。
但し、共振点で、1mmから2mm程度の振幅で、30−40分エージングした程度では、変化は感じませんでした。
他の方法は、エッジ、ダンパーを貼った時点で、少し堅い物で、これらの表面をこすって、コーティング材をはがす事が考えられます。
しかし、不均一になる恐れもあり、私は、何も手を加えず、そのままにしています。

但し、fo を考慮すると、少々考えを変えないとだめかもしれません。
現行品のfo は、36Hzとの事で、旧型を実測しても36Hzでした。
調整中のfo は、45Hz前後で、修理から時間が経過した時点では、56/58Hz にもなっていました。
これでは、音質に変化(低域)が生じてしまいます。
しかし、デュアルポジションアコースタに入れて聞いてみると、低域が良く出ており、これはこれで良いと思い、結局そのままにしています。
 

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