どうしても、ビリ付き音がとれないときは、以下のチェック項目をお調べ下さい。
1)ギャップに異物が残っていませんか?
水で湿らせた厚紙か、粘着テープで取ります。2)コイルボビンがゆがんでいる?おかしいのでは?
目視ではわからないので、ジグで再度調整してみます。3)コイルボビンが、フレームから垂直に出ていますか?
ボビンの端(特に、継なぎ目)が、曲がって(折れて)いるならば、 戻して、ニスで固定します。
ボビン端が、全体に外に出ている場合は、ジグを差しながら、手で、矯正します。
スペーサの厚みを場所によって変えて、物理的に垂直になるようにします。4)どこかゆるんでいませんか?
どこかの接着がゆるんでいませんか?5)かなり広い帯域の周波数でビリ付き、かつ、その音が2重音ですか?
コーンの不良です。以前からそうでないならば、エッジ、ダンパーとコーンの取り付け部を疑います。