２０１１／４／１２

そんなこんなで２週間　始めての入院生活を有意義に過しました　

病気本来の方は日にち薬ですから　大した進展も自覚症状も在りませんが

多くの方々に御心配を掛け　見舞いにも駆け付けて戴き深く感謝申し上げます

日頃が元気印の電右衛門　皆様方口を揃えて仰るのには



「今まで余りの元気さに化物かとも思うたけど　生身の人間と解って良かった良かった」 



妙なお見舞いに　喜んで良いのやら悲しんで良いのやら複雑です（笑）



何度もの言訳ですが還暦を過ぎ　何時かこの様な日が来るのは予想していました

予想するからには起こる事態に　全部はカバーできなくても備えねばなりません

今回の入院生活を余裕を持って過せたのも　多くの事柄が想定範囲だったのです

一つだけ大きく予想と異なる事態が　肝臓の薬害耐性問題でした



日頃から売薬を含め処方薬にも慣れないこの体　通常通りの投薬をすると

ビックリする程の投薬効果も出るのですが　合わせて副作用も強く

薬を変え量も変え対処してくれたのですが　肝臓の耐性数値は急には良くなりません

落ち込む担当医を精神面から支える為　患者が先への希望を担当医に話してみせ

前向きの治療方針継続に力を貸せるのは　長い人生経験裏打が在ればこそでした

素人考えですが　日頃からそこそこ薬慣れした体作りも必要では無いかと・・・



退院とも成りますと入院費用清算　お支払がとても気になる電右衛門

されどポケットには常用の￥9000-しか入っていません　入院中の暇人は考えました

手元に外部と繋がるパソコンが在る　電器店事務机と違い外出先・入院先といえども

万が一の災害を考え重要データーは予め外部にも保存しているのが今回は幸いし

必要資金は病室ベッドからパソコンを通じて　動かす事すなわち振込が出来る仕掛



考え付くとすぐ行動　これ又速いのが生まれ持った性格　

すぐさま病院経理担当者に支払費用の振込先を問うたのです



「当院でのお支払いはすべて現金と成って居りまして　振込支払いはできません」



まーまーこれ以上無茶は云えません　既に入院完了し退院の身としては

折角の妙案この件は諦めるより他にありません　ダメ元と奥方様に相談すると何とまー　 


“瓢箪から駒”　

「其れ位やったら今ここに持ってるけど　貸したげよか？」



帰宅してフロにゆったりと浸かり　早々に床につくと本人もビックリする程の爆睡

慣れた我家・我布団が一番の安らぎ場所だったのですねー　8時間をぐっすりと

大きな顔してる電右衛門　一歩外へ出れば案外気を使っているのが良くわかりました



御世話に成りました皆様には　大きな励ましを戴き心より感謝申しあげます　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小心電右衛門 

＜戻る　一年経過＞