2013/4/2

 
  「手術騒動の記」  
 


            御礼と感謝



平成25年1月4日入院 8日大動脈人工血管置換手術 19日退院

大層な手術の割に入院期間は短く 経過も良好で本日を迎えています

皆々様には温かい励ましの言葉や 経過を尋ねて戴き感謝しています

当コラムも長期間閉めていましたが 本日めでたく再開の運びとなり

今後共以前にも増て御愛顧戴きますよう御願い申上げます。



           一貫堂電右衛門

【動脈瘤 どうみゃくりゅうaneurysm】

動脈が限局性にこぶ状拡張したもの 動脈硬化などが起こると,

動脈壁の栄養が悪くなって,もろく硬くなるので,伸展性が失われ,

内圧のために局所的に動脈壁が拡張して動脈瘤となる。

日常よくみられるものは腹部の大動脈瘤とひざの動脈瘤で,

60歳以上の男子に多く 大きくなると早晩破裂して死亡することが多い。

薬による治療はあまり効果がなく外科的に動脈瘤を切除し,

欠損部に人工血管を移植するのが今日では安全な手術となっている。





事の始まりは昨年秋 腹部大動脈下部乖離(はくり)損傷付近の痛み

痛みは我慢できる程でしたが 覚えが在る身には命の心配

しばらくすると悪寒を伴う発熱 やがて出てきたのがレンガ色の小便

大動脈損傷部より血液成分が少量漏れての結果かもと素人判断



判断がついたのがゴルフ仲間とのプレイ約束の日

電話にてドタキャン(土壇場に成って約束を違える事)もできるけれど

ゴルフ場に出掛 顔を合わせキャンセルの詫びを入れるのが人の道

だけど行けば無理してプレイするかもしれん ゴルフ狂・電右衛門

ゴルフ道具を家に置き キャンセルの詫びへと向いました (笑)



それから4〜5日 入院していた病院の急性大動脈乖離経過診察日



「先生 痛みと発熱にレンガ色の小便が出ました

現在 熱は下がりましたがレンガ色は今も続いています」



「えーそれ何時の話」



「4〜5日前です」



「何ですぐに来えへんのん 破れたら助からん病気やと解ってるのに (怒)」



以前の入院から診もらっている内科医 珍しく顔赤くして怒ってはりました。

 

−−続く−−