2013/4/9

 
  「手術騒動の記2」  
 



  マクロファージ



先週の記事中 レンガ色小便の原因は大動脈損傷部よりしみ出た

血液成分をマクロファージが捕食し腎臓で浄化した結果



診察後すぐに血管造影剤を注入CT撮影 直径45mm程度の大動脈 

肥大しておらず安心したのは電右衛門だけ 主治医は即入院を決断

入院期間1週間を覚悟 掛る費用概算10万円

ここで主治医が考えてくれたのが 経済的に嬉しい方法

ICU(集中治療室)は個室 ここへ入れば費用は1/3で大助かり

電右衛門などこの種気遣が一番嬉しい (喜喜)



入院中を通し 強く説得されたのが人工血管置換手術



「いつ破れるか解らん爆弾(大動脈破裂)抱えては生活も大変! 

どうせ手術するなら体力或る 若い内が手術成功率も高く回復も早い」



よーく理解は出来ます 出来ますが手術するのは怖いが人情

直腸温を20.Cに落とし 胸を切開き心臓を2時間余り止めての大手術

もしか生還ならずでは一貫の終わり それこそ一貫堂電右衛門

アホ云うてる場合や無いのですねー ここが思案のし処





大きな声では言えませんが 電右衛門には不思議な判断基準が存在 

“塀の上を歩いても決して悪い方へ落ちない” 不思議な自信

何処から来てるは定かで在りませんが 確実に胸奥底に存在

そうと決まればすぐさま行動起こすは 単に人間がメデタイだけかも(笑)



「この紹介状を持って 兵庫医大心臓血管外科へ行って下さい」



大学病院受診を確約させ退院解放してくれました

後々 主治医が話する処では 何もせずに退院させると

患者・電右衛門の命が危ないと判断した上での安全処置だったと。

 

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