兵庫医大 宮本祐治教授

患者にとって病院の先生は 平で有ろうが教授で有ろうが皆先生
電右衛門の運の良さはココから始まる イヤ始まったのです
「電右衛門さん 動脈乖離(かいり)は薬で治らん病気でしてねー
人工血管に取替る方法しか無けど 手術するなら早い方がエエ
今から入院しはりますか」
「えー入院を今から・・・ 先生チョット待とくなはれ
実は 夫婦2人で細々と電器屋しとります 年末はカキイレドキ
できたら年越してからの手術には成らんですか」
「うーん そうやねーこの程度の血管脹らみなら直に破れる事はナイから
年越してからの手術にしよう」
「無理云うてすいませんねー 是で助かります」
「それでは1月4日入院 8日手術で進めときます」
「えー 先生は正月4日から診察してはりますんか?」
「医者は因果な商売でねー 正月でも働いてるょー (笑)」
年明早々は患者も少なく 病院も暇なのかもしれませんわなー
できたら松の内を過ぎてから等 11月の入院を延ばしてもろた上に
更に御願とは いくら厚かましい電右衛門でも言ません
それにしても 話の速い段取の良い先生
帰宅して “兵庫医大 宮本祐治” とPCにて検索
何とマー 医局最高責任者の教授とは知りませんでした
−−戻る−− −−続く−−
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