3の5 凛太郎
平成25年2月2日生(撮影3/13)電右衛門と年齢差65
末は博士か大臣とは申しませんが 面白い男を希望します!

1月4日入院8日手術までの間 手術用各種検査Dataを収集
血液・尿・心電図・肺活量・胸部レントゲン・胸部腹部CT等
これらの検査は車椅子に乗せてもらい 看護婦さんが押して院内巡り
「スマンけど僕は本来元気者 車椅子に乗るには少し抵抗がある
何なら反対にアナタを乗て僕が押してやろかー?」
「電右衛門さん
是まで一生懸命働いて来はった身体やないですか そないに遠慮せんと
せめて入院してはる間だけでもユックリしてください」
「エエ事言うてくれるー 一生懸命働いてには恥しい処もあるけれど
貴方の優しさに甘えさせてもらう アリガトなー」
兵庫医大病院良い教育していますねー 電右衛門、感激の涙!
各種検査は気持ち良い程の特急券 院内は車椅子優先ですが
更に優先度の高いのはベッド 手術室への行き帰りなどはベッドです
エレベーター待ちの列へ 手術帰りのベッドがやって来ました
女性がベッドの真中に後ろ向きベタ座り 前を看護婦が後ろを男性が押
頭全体を包帯で巻いた赤ちゃんを 悲しそうな不安な顔で抱いています
一瞬にして周囲の空気は凍り付き 全ての動きが止まる雰囲気
周囲には この家族の置かれた状態が痛いほど理解できる人々
赤ちゃん故の先天性障害 母として父としての辛いものが伝わります
車椅子に座る電右衛門など 恥ずかしくて車椅子を降たい心境でした。
−−戻る−− −−続く−−
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