出てまいりました 待望のアナゴの天婦羅 普通のお皿に丸まま2匹が
下手な衣に身を包み ドテッと乗ってますホンマにウマイんかいな
先ずは調味料何も付けずに 少し頂きました
軟らかい うまい(甘い) 脂も乗ってる 臭くない エエ店や
良かった良かった 先程まで 文句タラタラのビール 早速追加
これなら他のメニュー(“目に言うー”と書いてあった)はと 壁に張ってある
汚い品書き見ると “鯵(あじ)刺身” ビールには勿体ないけど
カウンター端の先客をチラッと見ると アサリの酒蒸し+鯵で日本酒
始めての店なら常連がたべてるのが無難 これ日本の常識(プッ)
予想どうりならウマイはず
濃紺の制服・制帽 背筋ピンと伸ばした ニイチャン2人来店
帽子を小脇に抱え カウンター両端のオイチャン2人に
ニ「この席使っても 宜しいでしょうか」
オ「どうぞ オッ ニイチャンら海上自衛隊か」
他「この上の防衛大学生なんだ」 他=先客のオッチャン
オ「あぁーそうー 陸・海・空 これからなんやなー 壁に帽子掛け
在るよ 良かったら」
ニ「ありがとう ございます」
なかなか好青年や 感じエエ
最近はエエ歳した オッサンでも部屋に入っても帽子もコートも取らず
ひどいのは食事するのも 帽子被ったまま 感じ悪い
出来の悪い芸能人のマネかしらんけど 私にしたらハゲ隠しにしか
見えんけどねー (笑)
日本も食うや食はずの戦後より早くも60年 私も偉そうには云えんけど
衣食足りて礼節を少しは考えたらどないや 大人と称する人達
口を開いたら バカの一つ覚えの様に “今時の若い者は”
大人ならば 口で云うより態度で示す 今からでも遅くはない
我々の学生服は黒の詰襟 5ッ釦やった 2人の着てるのは紺生地に
金色7ッ釦なかなか決まってるやないか 憧れちゅうねー
7ッ釦と云えば我が世代は ♪貴様と俺とは・・・・・古うー
制服全体の縁にWの縫い取り 襟首と袖口にホワイトカラー
襟首は知ってたけど 袖口は坊さんの籐しか知らんかった
頭はツルツル一枚刈りの坊主頭 似合わん せめて5分刈りでどない
規則で5分刈りアカンねんやろなー
防衛大生は日本を世界から守る為の士官(指揮官)なんやろ
なぜスキンヘッドが世界に与える特殊な感情を 考慮せんねんやろか
我々国民は“井の中の蛙”を大金出して養成してんねんやろか
(街の電機屋の憂鬱まだ少し続きますがガマンしてね)
馬車馬のごとく働いて納めた税金を 腕力の強いボンボンの顔を
立てる為に湯水のごとく使い 隣の口うるさい・大きな顔して
会費(分担金)もろくに払わん国にボロカスに言はれるんなら
孫・子に借金(国債の事)してまで外で金使はんと
我が家にも少し回したらと思いません ?
完結編へ
|