28. 税務署より「お尋ね」
1.税務署より封書が届く 2001年(平成13年)10月、地元の税務署から封書が届きました。 8月に来たのは都税、そして今度は国税です。 FMYHOMEの書き込みを読んでいましたので、ついに「お尋ね」が来たなと思いました。 「お尋ね」は家宛の1通ではなく各個人宛に来ました。 2.税務署より来た文書と記入時の留意点 内容は次のようなものでした。 赤色で表示したところは記入したときに留意したところです。 **************************************************************** 照会番号xxxxx 平成13年10月16日 新(増・改)築された家屋、買入れ又は賃借された家屋等についてのお尋ね 税務におきましては、日頃からご協力をいただき厚くお礼申し上げます。 さて、税務署におきましては、適正・公平な課税の実現のため、日頃より各種の資料情報の収集に努めております。 つきましては、ご多忙のところお手数ですが、上記物件所在地に新築又は増築された家屋や購入された住宅・マンション等に関して、該当する項目に必要な事項を御記入の上、来る11月6日までに御回答いただきますようお願いいたします。 なお、このお尋ねについて、ご不明な点などがありましたら、お気軽に当署の資料情報担当(電話xxxxxxxxxx)までお問い合わせください。 記 照会事項 *家屋等の用途等 区分・・・・新築、改築、増築、買入れ 延床面積 構造・・・・木造、鉄筋コンクリート造、木骨モルタル造、鉄骨造、その他 用途・・・・住宅、アパート、事務所、貸家、倉庫、マンション、店舗、その他 *家屋等の所有者 あなたの持分、共有者の持分、 所有者の職業、年齢、前年所得(給与収入、所得)、勤務先名称、役職名、勤務先所在地、 *建築費、購入費の支払先 建売住宅・マンション等の販売業者又は家屋の工事請負業者 商談時は積水化学工業住宅事業本部、契約時は東京セキスイハイムで住所は新宿区、そして現在は、中央区となっておりどの住所を書けばいいのか迷いました。 名称、所在地、契約年月日、契約金額、付帯費用、支払年月日、支払金額、支払方法、 契約金額は契約時の金額を記入し、付帯費用にはその後仕様変更などにより追加された金額を記入しました。 *工事又は買入に関連した支出 登記費用、仲介手数料、引っ越し費用、仮住まい費用 等 これらの費用は誰がいついくら払ったか調べ直して記入しました。なかなかこの作業が面倒だったです。各個人別に金銭出納を記録しておくといいと思います。 *家屋等の敷地 所有者があなたの場合 敷地の取得方法(売買、相続、贈与、その他)、取得年月日、取得価額、 敷地の面積、共有者の有無 取得前の所有者、仲介者の氏名 所有者があなた以外の場合 敷地の所有者、続柄、住所、敷地の面積、敷地の借入、地代の年額 借地の際に支払った金額(権利金、保証金、承諾料、更新料、名義書換料 他) *建築費・購入費等の調達方法 預貯金(名義人、続柄、預金先金融機関、支店名、預金の種類、引出金額) お金の動きがわかるように通帳に記録が残るようにしておきその記録を見ながら記入します 住宅債券の償還等金額 借入金(借入先氏名、続柄、借入先住所、借入年月、返済期限、借入者、借入金額) 資産売却代金(売却年月日、売却資産の内容数量等、売却先住所・氏名 所有者、売却価額) 贈与資金(受贈年月日、贈与者の住所、贈与者の氏名、続柄、受贈者、贈与金額) 同居する家族同士の贈与でも各個人の預金口座間でお金の動きが記録に残るようにしておきその記録を見ながら記入します 手持現金(月給、賞与、その他 から) *家屋等を賃借された片江の照会事項 *家屋等の新築、増・改築、買入れ又は賃借された方以外の方への照会事項 以上の通り回答します。 平成 年 月 日 住所xxxxxxxxx、氏名xxxxx ****************************************************************** 3.記入を終えて 記入した用紙をコピーして控えを作りました。 3月の税務署への申告時に今回記入した内容が必要になります。 記入用紙の下の部分に 「このお尋ねは皆様のご理解とご協力によりお願いするものです」 と書いてありました。 最初の文章の中に入れずにこの離れた場所に1行だけ書いてあるのをみて、この一文はあとから付け足したものではないだろうか?書体も不釣り合いだし?と勝手に推測してしまいました。 今度税務署あての書類を書くのは3月の申告時になるはずです。 |