2005年10月30日
特になにもない日曜日。強いて言うなら、我が家のバジルがそろそろ終わりということ。

と、いうことで、ピッツァ・マルゲリータを中心に作ることになりました。この料理は、夏には必ず登場する定番中の定番料理です。

合わせた飲み物:エビスビール(仕込中)、ジェイコブス・クリーク(赤・オーストラリア)


野菜のフリカッセ



使った野菜は、赤パプリカと大根、山芋、白ねぎ、エリンギです。
大根は、面取りをしてジュ・ド・ヴォライユで柔らかくなるまで煮ます。
赤パプリカは、皮を焼いてから、きれいに剥いて、オーブオイルをしいたフライパンで弱火にして焼きます。
山芋と白ねぎは、オリーブオイルで色づくまで焼きます。

皿の中央に焼いた山芋、その周りに大根を置いて、粗塩と白胡椒を少々ふりかけ、少しずつ重なるように野菜を置いていきます。
大根の煮汁を煮詰め、塩を加え、バターでとろみをつけます。そして、このソースを野菜にたっぷりかけます。
面取りしたときにでたくずの大根も、もったいないので、生のまま盛り付け、ナツメグと黒胡椒を最後にふりかけました。

野菜とバターが好相性の一皿でした。

※今回のジュ・ド・ヴォライユは、手羽先と香味野菜、ローズマリーを煮てとった汁です。

 ジュ・ド・ヴォライユをとった後の出がらしの手羽先ももったいないので、一皿にします。我が家では、これも定番の一皿です。

 作り方は、簡単。
出がらしの手羽先に塩をまぶして、タイムと一緒にフライパンで焼くだけです。

 でも、香ばしさがなんとも言えず美味しいんです。



手羽先のこんがり焼き




豚のロースト



 今回は、定番のオンパレードです。
豚肉の塊をじゃが芋、赤パプリカ、ローズマリーと一緒にローストしました。

 ソースを作るにあたって、エシャロットをカリカリになるまでオリーブオイルで炒めて取り出し、更にタイムの枝を加えて香りを出します。そこに、焼きあがった時に鍋についている豚肉のエキスをジュ・ド・ヴォライユで煮溶かしたもの、ピッツァのために作ったトマトソース、白ワイン、塩を加えソースとします。


 さて、最後には、やはり真打登場です。
本日のメインイベントのピッツァ・マルゲリータです。
かれこれ、10年近く作りつづけている我が家の定番中の定番。

 小麦粉(薄力粉)をよくこねて、少量のオリーブオイルを混ぜ込みます。普通、ピッツァの生地は、醗酵させるものですが、我が家では醗酵させません。オリーブオイルも、普通は混ぜませんね。(そーいえば)
 最低、30分寝かせて、生地をなじませます。
(昔は、薄力粉と強力粉を1:1で混ぜて生地を作っていましたが、最近は薄力粉のみで作っています。)

トマトソースは、オリーブオイルににんにくのみじん切りを入れて、火にかけ、香りが出てきたら、ホールトマトを手でつぶしながらいれて、煮詰めて作ります。

 さて、準備が出来たら、麺棒で適当な厚みに生地をのばし、トマトソース、生バジル、チーズ(ドイツのモツァレラを使用しました)をのせて行きます。そして、最後にオリーブオイルを一匙まわしかけます。
 この最後のオリーブオイルは、温度の上がらない家庭用オーブンでなんとかうまいピッツァを食べられないかと試行錯誤した結果、行き着いた方法です。これで、生地がパリッと仕上がります。

 しかし、うちのピッツァはうまい!!
外でも、これ以上のピッツァに巡り合うことは、めったにありません。


ピッツァ・マルゲリータ