2008年4月29日
中華食べたい。」+「ワイン飲みたい。」
ここが東京なら、ロンフウフォンという手もあるが、ここは大阪。
あいにく、そういう店知らないし。。。

「ほんなら、自分でやったれ!」と作ってみた。


「1.ホタテと胡瓜のトウバンジャン風味
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おまけで作ったアミューズ。
手抜き加減は、盛り付けでカバーする。




3.ホタテの赤ピーマンソース グレープフルーツ風味
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洋食のような見た目通り、味もほとんど洋食。
まあ、こんな中華があってもいいじゃないですか。
爽やかで、美味しかったし。


5.豚バラの赤ワイン煮
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回鍋肉の変形版。
ワインに合わせて、赤ワイン風味にしてみた。


7.合わせたワイン(ジャドのボジョレー・ヴィラージュ06)
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僕はボジョレーはあまり好きじゃないが、今回こういうワインもありなんだと再認識。
もわっとした独特の感じが中華と意外に合うのかもしれない。


2.豚腿肉の煮凝り
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今日、中華にしたかった訳はこれを作りたかったから。
黒酢と中国の蒸留酒で作ったソースをかけていただく。
ワインとの相性は、不思議と抜群。
ピノやカベルネでなく、ガメイにしたのが正解だったか。


4.豚バラと豆腐の炒め 青ねぎ風味
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やさしい味に仕上がり、余は満足。
すこしだけオイスターソースを入れたのが正解だった。



6.グレープフルーツのカシスシロップがけ
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グレープフルーツが余ったので、デザートに。
八角と丁子風味のカシスシロップと好相性。
******************** レシピ *********************

今回、毛湯はとってません。
豚バラの茹で汁を代わりに使用してます。


1.ホタテと胡瓜のトウバンジャン風味
ホタテ貝の貝柱の固い部分を紹興酒につけおき、提供直前にトウバンジャンで和える。
薄切りにしたキュウリとホタテを盛り付け、和えた汁をかける。


2.豚腿肉の煮凝り
豚の腿肉を3〜5日程度塩漬けにする。
流水で塩を洗い流し、水から1時間程度茹でて塩抜きをする。茹で汁は捨てる。
鍋に葱の青い部分、生姜、八角、丁子いれて、肉を水から2時間茹でる。
水が少なければ水を足して、ゼラチンを加えて、更に1時間茹で、自然に冷ます。
肉を取り出し、繊維をほぐし型に並べる。
煮汁を煮詰め、型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
中国の蒸留酒(汾酒やマオタイ酒など。今回は台湾の小鬼酒。)のアルコール分をとばし、鎮江黒酢を加え一煮立ちさせて、ソースとする。
盛り付けは、香菜と共に。ソースは別容器に入れ、自分でかけていただく。


3.ホタテの赤ピーマンソース グレープフルーツ風味
ホタテ貝の貝柱の固い部分を取り除き、紹興酒に漬けおく。
グレープフルーツの皮を剥く。
赤パプリカを直火で炙って、皮を剥き、豚の茹で汁、塩と共にミキサーにかける。これを鍋に戻して、グレープフルーツの果汁と紹興酒を加え、適度な濃度になるまで煮詰める。
4等分にしたホタテと剥いたグレープフルーツをパプリカのソースで和え、盛り付ける。
ホタテを鍋で焼いて、盛り付け、香菜を飾る。


4.豚バラと豆腐の炒め 青ねぎ風味
豚バラを葱の青い部分と水から30分ほど茹でて、自然に冷ます。
茹で汁は、毛湯の代わりに使う。
茹でた豚バラ、生椎茸、豆腐(木綿)を1〜1.5cmくらいの角切りにする。
青葱の根に近い白い部分は2cm程度に切り、青い部分は小口切りにする。
生姜のみじん切り、豚バラ、椎茸を鍋で炒め、砂糖、塩、オイスターソース、紹興酒、豚の茹で汁で調味する。
豆腐を入れたら、鍋をあおって混ぜ合わせ、水溶き片栗粉でまとめる。
皿に盛り付け、小口切りの青葱をたっぷり盛る。


5.豚バラの赤ワイン煮
韮を1.5〜2cmに切る。しし唐を1cmくらいに切る。
豚バラは7〜8mm程度の厚さに切り、軽く塩を振っておく。
トウバンジャン、生姜のみじん切り、しし唐を鍋で炒め、紹興酒、豚の茹で汁、塩、砂糖を加え更に炒める。
具を取り出し、茹でた豚バラを焼く。赤ワインを加え、ほぼ水分がなくなるまで煮詰める。
取り出した具を鍋に戻し、韮、松の実を加えて軽く炒め、皿に盛り付ける。


6.グレープフルーツのカシスシロップがけ
クレーム・ド・カシスに八角、丁子、シナモンを入れて火にかけ、アルコール分を飛ばす。
自然に冷めたら、スパイスを取り出しておく。
皮を剥いたグレープフルーツに、カシスのシロップをかけていただく。