毛蟹のみそのパイ包み イクラと水菜と共に

A.パイ包みの具
1.茹でた毛蟹の足を切り離し、頭を開けて、みそを取り出します。蟹の身も、みそとは別にほぐします。
2.蟹みそと蟹の身、細かくみじん切りにしたエシャロット、塩、タイム少々、シェリービネガーを良く混ぜ合わせます。
※シェリービネガーを入れることによって、蟹みそ独特の磯の香りが引き立ちます。

B.いくら
1.塩漬けのイクラを白ワインに30分ほど漬けます。塩が足りないようなら、足して下さい。

C.パイ包み
1.パイ生地を、包んだ時に重なる部分が厚くなるのを考慮してのばします。
2.生地の内側に溶き卵を塗って、Aの具を包みます。
3.外側にも溶き卵を塗って、230度のオーブンで10〜15分焼きます。

D.お皿の完成
1.洗った水菜の水気を良く切って、皿の端に置き、上にBのイクラをたっぷりかけます。
2.Cの焼きあがったパイ包みを、水菜と反対側の端に置きます。
3.チャイブのみじん切りと粗引きの黒胡椒をパイ中心にふりかけます。
4.チャイブを1本、パイに飾ります。

コメント
せっかく蟹みそを使うなら、磯の香りの際立つ料理を作りたいと考えました。パイで包むと、ナイフを入れた瞬間にふわっと磯の香りが立ち昇ります。シェリービネガーと蟹みそは好相性で、食べていて、ほとんどビネガーを感じさせません。
イクラをソース代わりにしていただいくと、更に美味しくいただけます。

ワインを合わせるなら、ローヌなどのコクのある白ワイン、ピノかサンジョベーゼあたりの軽めの赤(温度低めで)がいいと思います。
BACK