ベーコンとキャベツのサーモン包み アボカドのソース

A.サーモンの下処理
1.サーモンは、3枚に捌いて、骨と皮を取り除き、全体に薄く塩をして1時間程度冷蔵庫で寝かせます。
2.キッチンペーパーで、出てきた水分をふき取ります。
※サーモントラウト半身で、2皿程度が目安です。

B.中身の仕込み−1
1.キャベツを5mm程度の幅に切ります。芯の部分は、薄切りにします。
2.塊のベーコンを5mm角に切ります。
3.フライパンに少量のオリーブオイルをひき、ベーコンを炒めます。ベーコンの油が出てきたら、キャベツとタイム少々を加え焦がさないように軽く炒めます。
4.塩、黒コショウ、タイムで味を調えます。
※ベーコンは2皿で3cm角位、キャベツは一皿で1枚くらいが目安です。

C.中身の仕込み−2
1.アボカドの皮を剥き、5mm角に切ります。
2.湯剥き下トマトを5mm角に切ります。
3.エシャロットを細かいみじん切りにします。

D.アボカドのソース
1.アボカドの皮を剥きます。
2.玉葱をフェンネルの茎と一緒に少量の水で柔らかくなるまで煮ます。玉葱が柔らかくなったら、フェンネルの茎は取り出します。
3.1のアボカドと生の玉葱、2の玉葱、牛乳、塩をミキサーにかけて、なめらかにします。
※濃度は、少し濃い目のポタージュスープ程度、塩加減は、味見して丁度良いくらいかやや塩辛い程度にします。
※ソースは、2皿分の分量で、玉葱1/2個(生用1/4個、茹でる用1/4個)、アボカド1/2個が目安です。

E.サーモン包み
1.Aのサーモンをできるだけ大きくなるように、薄く削ぎ切りにします。
2.ラップ紙の上に1のサーモンを多少重なるように並べ、Bのベーコンとキャベツ、Cのアボカド、トマト、エシャロットを少しずつ中央に盛ります。
※一皿でアボカドは大さじ1杯程度、トマトとエシャロットは小さじ1杯程度が目安です。
3.ラップ紙を持ち上げて、形を崩さないように気をつけながら、サーモンで具を包みます。
4.3を冷蔵庫で冷やします。

F.お皿の完成
1.お皿にDのアボカドのソースをたっぷり注ぎます。
2.中央にEのサーモン包みを置きます。
3.サーモンの上にフェンネルをたっぷり盛り付けます。
4.トマトの角切りをいろどりにちらし、EXバージンオリーブオイルをまわしかけます。

コメント
サーモンのカルパッチョを少し凝ったつくりにアレンジしました。ベーコンの燻製香とアボカドの青い香り、それにサーモン独特の香りが絶妙なハーモニーの美味しい一皿です。ベーコンは、一般的に売られているものを使うよりも、ソーセージハウスなどで売られている燻製香の強い物の方が料理が引き締まります。
今回は、イタリアの辛口のスプマンテと合わせましたが、なかなかの相性でした。辛口のスパークリングワインやシャルドネなど白ワインなら国籍を問わず合うと思いますが、ドイツなどの甘口ワインは避けた方がいいかもしれません。
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