まとめ【教訓編】


[教訓1:レンズ付きフィルム+ハウジング]
  1. レンズ付きフィルムはすぐモデルチェンジするためハウジングの寿命は意外と短い
  2. レンズ付きフィルムはランニングコストが高い
  3. レンズ付きフィルムやコンパクトカメラの標準レンズでは、ツノダシくらいの大きさの魚でも小さくしか撮れない

[教訓2:MX-10・標準レンズ]

  1. ダイビングの時はそこそこの光量のストロボは絶対必要
  2. 水中で姿勢が安定しないため、ある程度ダイビングのスキルがないとスナップすらまともな写真は撮れない
  3. ファインダーはきちんと確認しよう

[教訓3:MX-10・マクロレンズ、クローズアップレンズ]

  1. マクロレンズは動かないものを撮ると割り切る
  2. クローズアップレンズは、距離感が命。陸上で、自分の腕などと比較して、50cmの距離を覚えましょう。
  3. 50cmまで寄るためには、
    1. ダイビングのスキル(中層で体を動かさずに止まっていられる、砂地では砂を巻き上げないでそろそろと近づけるなど)が重要です。がんばって練習しましょう。
    2. また、お魚に近づくためには、お魚との意志疎通も重要です。驚かさないように、下の方からゆっくり近づきましょう。逃げる気配があったら一度止まって深呼吸。
    3. 逃げてしまったら追いかけないで別の被写体を探す方が良いようです。よそを向いているとまた戻ってくることも。
    4. ファインダーを覗いて夢中になっているときはつい遠すぎたり、近すぎたりするものです。シャッターを切った後でもいいのでファインダーからの見え方と、被写体からの距離を確認してみましょう。(もちろん余裕があれば、シャッターを切る前にファインダーから目を離して確認する方が良い)
  4. クローズアップレンズでは、ファインダーの目印とレンズの目印が、絵にしたいところの中心にあることを確認しましょう。
[教訓4:MX-10・ワイドレンズ]
  1. 潜らない友人には図鑑引き用写真は不評だった
  2. 多少ピンぼけでも、構図がまとまっていなくても、情景がわかるものがGOOD
  3. ワイドレンズで近いものを撮るときは、どこが映っているかわからない。上から見たレンズの方向から勘で撮るのがBESTかも。
[教訓5:写真に雪を降らせないために]
  1. そのレンズと絞り値で近寄れるところまで寄る
  2. なるべく外付けストロボを使う
  3. ディフューザーで減光してみる
  4. 水平より上向きに撮るか、下向きに撮る場合は明るい浅めの水深のところで撮る

  • 写真の技術とは関係ないですが、写真に熱中していると、グループやバディからはぐれてしまうことがあります。いつも以上にバディやグループの位置には気を配りましょう。
  • また、写真を撮ることに熱中していると、ついつい珊瑚に手を掛けたり、イソギンチャクを踏んだり、ハゼの穴の上を匍匐前進していたりしてしまいます。手を掛ける前、足をおく前、着底する前は必ずそこに生き物がいないことを確認しましょう。また、手を掛けるにしても指一本とか、体が触れる場所は最低限にしましょう。

PHOTO INDEX