ようじむらから

第19号 1998年2月17日発行

先週からあたたかい日が続き、梅の花も咲きはじめ春当来が待ちどうしくなってきました。

子どもたちも動き回っているうち暑くなってすぐに上着を脱ぎはじめ、太陽の光をたくさん浴びながら遊んでいます。

活動では、先月からなわとびをやりはじめていますが、初めてなわを持つ子は、これをどう使えばいいのか戸惑う姿が多く見られました。まずなわを前にまわして、そのなわをとぶ(1回とび)というところまで教えてあげます。そのなわを持ってくるタイミングととぶタイミングがうまくあわず、何回も何回も挑戦してやっと1回とべるようになった時、子どもの得たものは大きいと思います。

ひとりの年長さんの男の子は、最初どうしても足をそろえてとぶことができず、3回とぶのがやっとで、一生懸命練習するのですが、それ以上とぶことができずにいました。そこで練習の仕方を変えて、なわをもたずに足をそろえてその場でとんだり1回とびを何回もやったりしながら、ようやく足をそろえてとべるようになりました。その集中力はすごいと思いました。まわりの子がとべるようになってきて自分も飛べるようになりたいという強い気持ちがあったからだと思います。

”できないからやらない”のではなくて、”できないからやってみる”、そして、あきらめずにがんばることの大切さを、子どもたちに伝えていきたいです。

(久保)

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