ようじむらから

第11号 1999年10月12日発行

先週も夏の勢力がまだ残っているような天候があったりと、気温の差に体調を
くずしてしまうお子さんも見られましたが、活動の方は毎日秋の虫を捕まえたり
する光景が続いています。特に今年はこおろぎで、虫籠の中は
真っ黒になってしまうほどの数が飛び跳ねていました。

年中のSさんは「私、こおろぎを初めて捕まえたの」と言って、嬉しさのあまり
こおろぎをギュッとつかんだまま「これ、お家に持って帰りたいなー」
と言いだしました。さっそく網の袋に入れて大事そうにずっと眺めては
袋の中から取り出したり入れたりと時には逃げられたりと、あわただしい
状態が続きました。それでも、一ぴきだけ家に持て帰ることになりましたが、
バスの中ではこおろぎの泣き声と子ども達の声とが入り混じって賑やかに
なることもありました。これからもさらに虫とりなどが続くことになるでしょう。

さて、先週から4つの縦グループに分かれ、それぞれ年長さんを中心に
遊びを展開するということが始まりましたが、まだまだ思うようには
行きません。小さい子をリードしていくということは大変なようでも
あります。自分の事でいっぱいになったりまだどうしたらよいのかも
わからないようです。少しづつ、年長さんの気持ちを盛り上げて、
それぞれのグループでのつながりを深めていかなければと
思っています。(荒井)

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