ようじむらから

第19号 2000年2月21日発行

まだ寒さを感じることも多いですが、ここの所お日様に恵まれ活動場所では
小さな花やてんとう虫が時々見られるようになりました。

さて、活動の方は年明けから、あやとり、こま、なわとびをやっています。
この3つの遊びはこつをつかむまでが少し大変です。あやとり始め10本の指を
バラバラに動かすことが難しいのですが、回を重ねていくと指がスムーズに動いてきて、
あやとりのパターンも分かってくるため次々といろいろなものが作れるようになります。
こまはひもを巻くのが大変です。巻けたとしても回るように投げられるまでが、
また一苦労です。回せるようになるにはひたすら”ひもを巻いて投げる”を
繰り返さなければなりません。なわとびも同様で、なわを回すのとジャンプの
タイミングが上手く合うまで何度も”回してジャンプ”を繰り返すことが必要です。

あやとりはだいぶなじんできて、どの子も以前より指が動くようになってきており、
自分で想像しながら何かを作ったりなかなか覚えられず懸命に取り組んでいる姿が
見られます。しかし、こま、なわとびの方はやってみる子は何人もいるのですが、
ほとんどの子が少しやってすぐにできないとやめてしまうのです。本気でやれば
出来る子ども達がそのことに気がつかず、自分には無理だと思って挑戦することを
やめてしますのはとても残念なことです。これは、こま、なわとび以外でもたびたび
思うことがあります。本気で物事に取り組みそれを達成させた時の喜びや感動は次の
原動力になるものなのでぜひ子ども達にも感じてもらいたいと思っています。(仁戸田)

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