「とりあえず,ビール」
何故「とりあえず」と言ってしまうのだろうか? とある飲料店で,「とりあえず」と言う名の食べ物を作って出したら,売れて売れてしようがなかったそうだ。
なぜなら,お店に入ったお客さんは,店員さんの「何にしましょ」の声に「じゃ,とりあえず・・・」と言ってしまう。とその店員さんは,「とりあえず1丁」と注文を通してしまうからだ。
嘘の様な本当の話・・・
この話を聞いて,額からタラリ!と汗が流れたのは,私だけではないのではないかなぁ。
6月12日(土)岡山・「備前の酒一筋」醸造元利守酒造(株)において,田植祭りが行われた。
利守社長,田村杜氏以下社員の方々,一般の有志の方々など約30名が参加。当日は好天に恵まれ水田14アールに赤磐雄町の苗を,慣れない手つきで手植えをし,御神酒にて栽培の無事・豊作を祈願した。
利守酒造(株)では・・・
「地酒とは風土が育む物。地元の良い米で良い日本酒を醸す」をモットーに,幻の米・地元「赤磐雄町」の復活を,20年ほど前から生産者と共に取り組んできた。
「赤磐雄町」は酒造米としれ横綱格であるが,その栽培の難しさから,幻の米となっていた。
今回の企画は,社員・一般有志の方々が,力を合わせて「有機減農薬栽培」に取り組み,雄町米栽培の苦労を分かち合おう,と開かれたもの。
秋には収穫祭が開かれるが,どの様な出来栄えになるのか,今から楽しみである。
等々力公園(読売ベルディのホームグランドのある所)の中に釣り堀の池があるのを知っていますか?あの池の中に小さな島(数種類の木の繁った)に,このところ毎年,ゴイサギ,コサギが小さなコロニーを作り繁殖しています。7月には巣立ちしたヒナが親鳥と同じ大きさになり島の回りに,数多く見られます。
また池の真中にカイツブリの浮巣がありました。うまく孵化に成功していれば7月には親子連れのカイツブリが見れるかもしれません。
ちょっと気になる小さな酒蔵があった。岩手県久慈市の鈴蘭酒造だ。
4月17日に「幻の日本酒を飲む会」で,篠田次郎先生の還暦を寿ぐ会が行なわれた。その席に鈴蘭酒造の久慈社長がいらした。私は満を持して名刺を手渡した。私はとりあえず面識だけでもという気持ちだった。1週間ほどして,久慈社長から私の所に手紙が届いた。内容を全て書く訳にはいかないが,なんと!久慈社長は,青春時代を我が木月村大字元住吉で過ごしたという,バリバリの慶応BOYだった・・・。
私は,あつかましくも,図々しく,これをネタに酒を手に入れることが出来た・・・ウッシッシッシ。
どうか,この北リアスから吹くワイルドな風を味わって頂き,また愛して頂きたいと思います。
P.S. 久慈社長はロッククラシック「ピンクフロイド」を聞くらしい。そういう私も「ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン」のタイムに打ちのめされ「原子心母」で,いきっぱなしになった我が青春時代(今も?)を思い出した。
またすばらしい人に出会ってしまった。
お蔵元の詳しい事は,またそのうちに・・・。
久慈社長,失礼がありましたらお許しを・・・。
よく酒を飲む前から「うまい」と言うのは本当だろうか!
以前に飲んだ記憶の糸をたぐり寄せて,ラベルを見ただけで頬ずりしたくなってしまうのか?
また飲む前に,だれかに「うまい」を言われたか,その中身をすでに知っている人は,決まって目が輝くか,のどが鳴っている。五臓六腑がおいでおいでする。
僕が「友廣」と言う銘酒割烹通いをしていた時「ガツン」とくる酒があった。なんとも,めでたい名前の酒である。『寿』吟醸酒を知り始めて,そろそろ自分なりに感じられていた頃だと思う。しかし!この「寿」は,また僕の吟醸酒のページをめくってくれた。
「寿」は,くだものの梨の様にみずみずしく,澄んでいて,シャッキとしていて,何かを僕に訴えかけてくる。口中では,まるで雲の様にやさしく広がる。まさに感動の2文字が体中をかけめぐったのは言うまでもない。同じ県のTと言う吟醸酒も私にとっては,すばらしい世界を広げてくれたが,しかし「寿」は驚異的だった。
すばらしくダンディな社長と能登四天王と言われる吟醸酒を醸す為に生まれてきた様な名前の天才杜氏・三盃幸一氏が,この美酒を醸す。
僕の所には,まず取り引きが難しく,お酒を分けて頂けるとは思っていなかったが,しかし現在,その「心の吟醸酒」を販売できる立場にいる。
お蔵元から送られてくるお酒のラベルを見るたび,その事を思い出してしまう。
僕の吟醸酒 ・・・ 満寿泉・大吟醸「寿」
つねに酒のさかな・料理の合の手を努めてくれるお酒をお探しの方,おすすめです。すっきり,さっぱり,さわやかの3Sです。今日はみんあで一杯なんて時は迷わずに,この1本を。お値段もリーズナブルに1升で2,500円。(広島)
よし今度はこれ!!キメタ
(大潟村産・亀の尾)きっちり米の旨味とお蔵元の個性を出している酒です・・・吟醸酒・愛飲家には特におすすめです。今年も大潟村と能代産の亀の尾の両方で仕込みました。飲みくらべの楽しみもふくらみます。
1升・・・7,000円 720mlも近々,入荷予定です。(秋田)
天狗舞・独特のやわらかな山廃の個性をそのまま生で出荷!生のよさが,しっかり出ている感じがします。飲み飽きせずに飲める酒,うまいですヨ・・・飲みすぎに注意してください。
1升・・・7,000円,720ml・・・3,500円(石川)
舞い込んではいけない酒が入ってきました。あの「古酒屋のひとりよがり」の生!です。隠れ「ひとりよがり」ファンの方,急いで下さい。
720ml・・・3,700円(山形)
しずくとは,酒袋から自然にしたたり落ちる酒をいいます。いいとこ取りの酒は限られた数しかありません。
味・香り・バランスともプライスを大幅に上回るGOODな酒です。
1升・・・3,500円(奈良)
秋田には旨い酒が沢山あるようだ。さすがに美酒王国である。「欲しいと思った酒蔵の酒は思っていると願いが通じるものだよ」と言われた事がある。そんな1本「刈穂」。しみじみと飲んで頂きたい旨酒です。
1升・・・2,300円(秋田)
★ 日本酒は変化しやすいお酒です。キッチリ管理したお酒とそうでないお酒とは味が全くちがいます。送って安心,飲んで安心のお酒をお手元にお届けする為に努力しております。