/// 祇園祭、鉾建て見つめて /// (02/07/11)
鉾建ては、まずやぐらを 組み上げます。これを 胴組みと云い、大部分は 檜(ひのき)だそうですが、 特に強度が必要な部分は 樫(かし)が使われる そうです。 釘は使わず、”縄がらみ”と 云われる手法で組み上げ ますが、その荒縄は大きな 鉾では5000mも使用します。 その荒縄も巡行の後は畑の 肥料に転用されるそうです。 次いで、胴組みにてこの 役目を果たす”てこ”を 取り付けてから横倒しに します。 横倒しになった胴組みに 空高くそびえる真木(しんぎ) を取り付けます。 さらに真木には鉾頭、天王座、 榊(さかき)赤熊(しゃぐま) などの飾り付けが行われます。
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