エディタ(V)→エディタ設定の編集(L) スタイル設定

シナリオモード

 シナリオモードは、シナリオや台本を作成して表示するのに適した形式です。

 「Help.txt」の「シナリオモードについて」の部分が、「シナリオモード」のインデント(字下げ)と色分けの見本になっています。
 配布ファイルの「Help.txt」をVEで開いて、「エディタ設定の切り替え」で、同梱されている「台本形式」にして、「シナリオモードについて」のノードを見て下さい。このサンプルテキストで、どのように文書がインデントされて表示されるかが、よく分かると思います。

シナリオ形式

入力されたテキストは、それぞれ

  1. ト書き
  2. せりふ
に分類され、独自のインデント量を設定することが可能です。

 「シナリオ用のスタイル」にする場合は、「シナリオモードを有効にする」にチェックを入れます。【←必須です】

 一時的にシナリオ表示で確認したい場合は、「エディタ(V)」→「シナリオモード(X)」を押します。

 その他の設定値は、項目の属性の分類条件や表示方法を登録します。



キー 説明
見出し(柱)の判別文字  行頭に、ここで指定した文字のいずれかがあると「柱」の部分だと判断して、「柱」用の字下げ、色分けをして表示されます。
 柱の判別文字をここで指定します。
せりふの判別文字  行内に[せりふの判別文字]に指定された文字のいずれかがあると、この部分を「せりふ」と分類判断して、指定の色分けで表示します。
 また、[せりふの判別文字]以前の文字をキャスト(せりふを話す人)の名前と判断します。

 「Help.txt」の例では、キャストは「地矢」であると考えられます。
 地矢「せりふの表示例です」

 デフォルトの状態では[せりふの判別文字]は、
「「『([{([{「」
となっていますが、ト書きの中などで『駅の売店』や(目を見開いて)といった表記を使う場合は、間違ってこの部分がせりふと判断されないように[せりふの判別文字]から「『」や「(」をはずしておく必要があります。

 上記で判別した、「柱」「せりふ」「キャスト」以外の項目がト書きと判断されます。
見出し背景色を優先する  柱のある行の背景色を変更できます。
 ただし、柱は1行のみとなります。
せりふ文字色を優先する  せりふの文字色を変更できます。

 ただし、せりふは複数行可能ですが、次の改行文字までとなります。
 つまり、「」で囲むせりふは、複数行はOKですが、せりふの中に改行文字([Enter]キー)が含まれていると、改行文字以降は、背景色が適用されないことに注意してください。
 「」で囲まれた途中に 改行 が有ると、改行以降か、指定背景色の適用外となります。

 もし、改行以降の文字色が、通常の文字色と違う場合/例えば文字が赤い場合/は、囲み文字設定が有効になっていることが考えられます。


ヒント  シナリオツールを使って、「キャラクター」や「柱・タイトル」を自動でリストに登録して、以降の入力時に、リストから選択して記入できるようになります。



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