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モディファイの狙い

 MG−Fは「スポーツカー」ではありますが、「絶対的速さ」を追求するタイプでは無いと思います。そこそこのスピードで、シャカリキにならずに「気分を楽しむ」のがこの車を作った人の意図なのでしょう。そのような意味では純正が最もバランスの取れた姿かなと思います。
 しかし、その意味を理解しつつも「もうちょっと...」を解決したくなるのが人の常。その結果メーカーの狙いを逸脱する可能性もありますが、それも経験じゃないですか!

 ..前置きが長くなりましたがモディファイの方向は「safety・fastを尊重しつつ、より楽しくより快適に!」で行きます!


スタッドレス(’99.12)

 モディファイじゃないのですが、冬仕様にスタッドレスを入れました。横浜K2 185/55R15です。雪道はまだ走っていませんが、氷の上などではかなり頑張ってくれます。ミラーバーンでなければ普通に走れます。ドライでも都内を街乗り程度なら乗り心地も16インチより良好なので我慢できます。が、高速は120kmまでが限界ですね。4輪185のせいか、直進安定が悪いです。ブレーキも利かないので慎重な運転が必要です。さて、Fがどこまで冬山で頑張ってくれるか...頑張って欲しい!

 余談ですが、185/55に換えてみて軽快感が増したことに気づきました。正直、Fには15インチが合っているように思えます。高速を走らないなら185/55R15+195/55R15くらいの組み合わせを試したいと思う、今日この頃です。


強化スタビライザー(’99.6)

 いつの間にか「足周り最強スペック」になりつつある私のヴェルデ君。AUTOCRAFT特製スタビライザーを入れました。もう「Fは曲がらない」とは誰にも言わせない!?

  スタビライザーは、左右の足下を連結してコーナーリング時に外輪にかかる荷重を内輪にも逃がす働きをします。これにより車体のロール(傾き)を減少させる効果があります。私が入れたスタビライザーは、フロントが純生比1.2倍、リアが1.4倍(確か..)の強度を持っています。リアの強度を若干高めることでアンダーステアの減少も狙っています。

 で、効果ですが、良いです!効果を羅列しますね。

1,ロールの減少:ビルも所詮ダンパーですから特に長いコーナーでは盛大にロールしていました。それが見事に減少しました。横風にも強くなったような気がします。

2,アンダーの減少:従来は確実にフロントから逃げていく感じだったコーナーリングが、フロントと同時にきれいにお尻が出る感じでリニアに曲がります!

 すっごく気持ちいいです。コーナー進入時の姿勢が作りやすくなったのか、運転がうまくなったような気がします。

3,乗り心地の向上:これがオーナーとしては最も感じやすく、嬉しいかもしれません。左右を連結することで、車体の「見せかけの剛性」が上がり車体の負担が減るのかボディーのミシミシ言う感じが大幅に減少します。街乗りでも高速でも大満足!ま、減速しなければならないような大きな段差では従来よりバタバタするようにも思いますが。

 悪いところが何もないように見えますが、その通り!今のところ私には見つかりません。ただ、私はタイヤを前後215/40という仕様にしているため特性がF:195/50、R:205/50のタイヤのときよりオーバーステア傾向になってしまいました。タイヤのセッティングは考えた方がいいようです。(参考までに、195/50+205/50でもスタビを付けて乗った経験もあります)

 純正のダンパー+純正に近いタイヤサイズに組み合わせるとひょっとするとベストなのではと思っているのですが、だれか入れてくれないかな。乗せて欲しい!


シフトノブ交換(’99.5)

 ホイールを譲ってくださった方がシフトノブも下さったのでせっかくなので付けました。純正オプションのMOMOのウッド(茶)です。触感はまぁまぁ。高級感はあるけど、インテリア全体とのマッチは取れていません。でも、ごてごてしたケンウッドのカーステのおかげでちょっとバランスが取れてるかな?ってとこです。今度画像をあげますね!


ホイール交換(’99.5)

 スタッドレス用にホイールを中古で探していたのですが、その結果な、なんと前後とも16インチ215/40というとんでもないタイヤ(グッドイヤーイーグルツーリングF1)に変わってしまいました。街乗りではちょっとバタバタするようになったけど、良い舗装ではの道ではM7Rよりむしろ乗り心地は向上しました。

 タイヤは、なかなか格好は良いです。縦溝がないけど、今のところウェットグリップも純正ほどひどくはありません。

 乗り心地は、どこでも思ったより遙かに良好。M7Rよりロードノイズは小さくなりました。グリップは実はM7Rのほうが有るのではないかと思っていますが、素直なフィーリングで私はM7Rより好きです。インチアップのおかげか、前後同サイズのおかげかアンダー傾向が減り、ハンドルに対する反応も速くなりました。特に中央高速の上り坂の高速コーナーなどは足周りノーマルの当初はかなり緊張感を持って突っ込んでいましたが今や安心して進入できます。

 峠を攻めて思うのは、はっきりいって自分とFにはオーバースペックなタイヤだと言うことです。ノーマルではヒーヒー言ってしまうようなところがビル+イーグルツーリングF1の組み合わせではスカッとかっ飛ばしていけます。特に強力になったフロントは「逃げる」と言う言葉とは殆ど無縁!私の精神の限界の方が低いので私に限界は見えません...

 バンプストップは入れていないのですが、今のところ必要を感じません。恐らくダンパーを固めているためでしょう。サーキットで本格的に攻め込めば必要かもしれませんが、私には今のところ要らないようです。むしろ、130km/hを越えたあたりから発生する振動の方が何とかしたいです。(ホイールバランスの取り直しかな?)

 ああ、このまま私の車はどんどん速くなっていくのだろうか...なんか、すっごいぞー。


CDユニット導入!(’99.3)

 辰野異動にともない、長距離低速移動が増えることを見越してついにCDデッキを入れました。だって、カセットに録音は結局面倒であまりしないんだもん。MDデッキも持っていないし、どうせ私が聴く音楽はCD借りることも出来ないしダビングするんじゃカセットと同じく面倒なんで。

 取り付けは「ほぼ」自分でやりました。実はかなりHさんにお世話になってしまいましたが!Fはコンソールの奥が狭いので、配線を脇に流してやらないとデッキが入りきらない場合があります。助手席&運転席脇のコンソールカバーを外して配線を整理してようやくきれいに付きました。満足!Hさん、毎度ありがとうございます!(見てないか!)

 選んだのはケンウッドD707?です。チェンジャーは入れ替えが面倒なので付けませんでした。音はまぁまぁです。当然カセットよりは満足できますが、何というか、軽いですな。スピーカーも換えたくなってきた。まぁ、あくまでも運転を楽しむ車だからこんなもんかな。

 操作性はいまいちですな。やはり扉がないタイプの方がCD交換がやりやすいです。田舎道では信号待ち時間が極端に短いので3回くらい同じCDを聞く羽目になったりします。


タイヤ交換

 純正のタイヤ(グッドイヤー・イーグルツーリング)はなんと1年半:10000km程でグリップが全然無くなりました。もともとウェットには弱かったのですが、ドライでもすぐABSが顔を出すようになってしまい、命の危険を感じるようになってきました。溝だけでタイヤの寿命は考えられませんね。最も私の場合、ジムカーナなどでかなりタイヤをいじめていますが。

 で、選んだのは横浜M7R。サイズと値段と在庫で決めました。サイズはF:195/50R15、R:205/50R15です。

 グリップは格段に向上しました。はっきり言って私の腕では普通なにも起こりません。オーバーステアを出そうと思ったら気合いを今までの3倍くらい入れないと弱アンダーでスーッと曲がるだけです。私が遊ぶには速すぎる車になってしまったかも。タイヤがズルーっと滑る感じは、わかりやすいですけどねばねばしてちょっと下品な感じです。まぁ、ブレーキの利きがグリップの分良くなったのでよしとしましょう。でも、今度は乗り心地重視でグリップのないタイヤにしてみようかな。


ダンパー交換

 MG−Fの脚は新車のうちは私にとって本当に理想的に思えました。コロナとは一線を隔すロールの少なさ、ノーズダイブの軽さ。それでいて高速道路の目地も静かに乗り越え、急カーブの目障りな「暴走防止縞?」でさえ、わずかにしか感じないダンピングの効き。良い車は乗り心地とコーナーリング性能を両立できることが初めてわかりました。
 しかしそれもつかの間、だんだん走れるようになってくると、急カーブでのロールの大きさ(あれ?さっきと言っていることが?スピードが違うんです、最近..)と遅れ、前後の荷重移動の遅れ(ちゃんと荷重移動しないと絶対曲がらないし)に不満が出てきました。
 幸い、インターネットの仲間が私より先にいろいろやってくれるので(^^)、色々参考にさせてもらいダンパーの交換に踏み切りました。選んだのはビルシュタイン製ダンパーです。

 私の車は当時、猛烈な乗り心地の悪化にも悩んでいたのですが(タイヤが主原因?)このダンパーは突き上げ成分をむしろ緩和しながら猛烈に地面に食いつきます。また、発進、停止時の前後のダイブが無くなり、コーナリング時の安定性もはるかに上がりました。今までだったら助手席が悲鳴を上げるような突っ込みでも悲鳴を聞くことなく通過してしまうと言えばわかるでしょうか?
 さらに驚くべきは、ステアリングと車体からの情報が増えることです。ちょっとした交差点でもタイヤのよじれ方、滑り方がよく解ります。ふつーの曲がり方でもタイヤはちゃんと滑っていることがよく解ります。自分がアンダーを出しているか、ライン通りかも... 感覚的に、Fの車格が2段くらい上がったように思えます。よりスポーツ指向をFに求める方にはお勧めです!

 補足しますと、ビルを組み込む方は一緒に「ロアナックル」をショートタイプに換えて車高を下げる方が多いです。その方がさらに車との一体感は実感出来ると思いますが、実用性を考えて今回は採用しませんでした。

 また、コーナーリング限界が上がったことも最近は良かったのかどうか悩んでいます。確かに運転は容易になったし、挙動もわかりやすくなったのですが、タイヤの限界は変わらないんだし危険に一歩近づいたとも考えられます。それに、ノーマルのFの運転の難しさを「たまに」御したときの喜びは今よりも大きかったようにも思います。速いだけなら、Fを買わないわけですしね!
本格的な初のモディファイですが、今後を考えさせてくれる良い経験になりました。(時期:98.7月、9000km)


エアキャップ交換

 伊澤さんの「Modifier」で、「エアキャップ」を見つけたときは何のことか良くわかりませんでした。だって、「改造」っちゅうにはあまりにも..でないですか?だいたい、バネ下重量が1輪あたり数グラム増える!これは100数十キロで回転する車輪についた慣性重量に換算すると...等とうるさいことは抜き!前記の「モディファイの方向」なる題目にもいきなし反していますが、「AUTOCRAFT」で見つけた瞬間買ってしまいました。だって、かっこいいんだもん。
 思えばこれが「AUTO...」との出会いでした。4つで2100円です。(時期:97.4月?1000km)
  エアキャップ:単なるゴムキャップだったのをアルミに交換。頭に「MG」のマーク入りなのがポイントなんだけど、わかるかな?


カップホルダー装着

 Fの室内はさすがに物置場が少ないです。私の場合、荷車としての使役は考えていないので構わないのですが、さすがにジュースくらい飲みたい!のでカップホルダーを付けました。皆さん設置に困っているようですが、角度調整式なら大丈夫ですよ。
 私はコンソール中央に付けました。


今後の予定



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