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 2000/07/31 JMRCA 2次予選B
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リンクフリーです。事後でもかまいませんのでご一報ください。

7/30 JMRCA 全日本選手権 関東地区2次予選 Bブロック

    ついにやってきました。2次予選!!。

    ケイチューンでのBブロック予選開催に先立って、7/23には、川場RCプラザにてAブロックの予選が開催されました。

    この予選では、エキスパートクラスにいつもいっているサーキット STIの店長でもあり、RCWでレポートを掲載している飯塚選手がエントリー。

    スポーツマンクラスでも、STIから参加の選手います。

    飯塚選手は、当然のごとく4位で通過、本戦へと駒を進ませました。

    スポーツマンクラスでは....今回は、残念ながら....。

    STIからのケイチューンでの参加者は、部長、まるの2選手なのでなんとか雪辱をはらしたいのですが.....。

    それでは、7/28からの直前練習からレポートをはじめます。

    今回も沢山のドラマが生まれました。(笑)
    長くなりますが、お付き合い下さい。

2次準備 2次ピット作業

 

■7/28 直前練習

    有給休暇をとっての練習で、気合も入ります。
    前日の飲み会(暑気払)では、いつもならそこなしで飲みまくる両名?ですが、自粛ぎみ。

    28日も9時まえに市原市のケイチューンに到着して練習開始。
    (まる選手は、5時すぎに家を出発しています。)
    (部長は、軽い二日酔い)

    ケイチューンに到着してみると、すでにスタッフの方が、30日の準備におわれています。

    ピットスペースも追加されています。
    自家発電装置もそなえつけられて、電源も大幅に増えました。


    13日の練習では、良い結果が出たのですが
    20日の記録会では、散々な結果。

    まる選手は、19周をウロチョロ。
    部長は、22周で5分シングルのタイムを出しますが、
    3回の計測のうち2回をクラッシュ、リタイヤ。

     当初、
         22周 5分10秒

    がボーダーラインといわれていましたが、20日の記録会終了の時点では、

         23周

    が、ボーダーラインになるとの見方が有力です。

    それでは、早速練習です。

    20日の記録会、22日のSTIナイトレースが絶不調だったまる選手。

    その原因も、わかりそれなりの期待をもって望みます。
     (不調の原因は、マシンの組み立てミス。)


    部長は、シケインでは無理をしないでも安定したラップを刻めるようになりたいところ。

    ■部長...

      非常に安定した走行をしています。

      細かいセッティングを修正しながら、練習走行。
      タイムも、22周 5分05〜10秒で走行。

      ボーダーラインに届いていないのは、気になりますが
      本日は、主力バッテリーを温存しての練習。

      まずまずといったところです。

      だだ、「混信」という腕、練習では、どうにもならない、ものも....。

      モーターにノイズキラーをメカニックでもあるまる選手に追加してもらい、多少改善された感もあります。

      が、やっぱり不安。


    ■まる選手....。

      最大のネックが、バッテリー。
      オリオンバッテリーが手に入らなかったのですが、
      2400のマッチドを、なんとか手に入れて望みます。

      20日の記録会で、リアのグリップが安定しなかったので、
      今回は、リアのトーインを2度(計3度)にして走行。

      1本目は、2400のマッチドから..。
      いまいちパンチがありません。

      「普通の2000よりちょっといいくらい。」
      落胆しています。
      8,000円もしたのにね〜。

      2度にして操作しやすくなったのですが、タイムが伸びません。

      同じく、2度にしていた部長も
      「コーナーが遅い」との感想。

      1度(計2度)にして走行します。


    ●リアのトーインを2度から1度に変更して...

      部長、まる選手とも
        「コーナーの突っ込みから抜けが速くなった。」
      との共通の意見。

      本番は、1度で決定です。

    ●ニュータイヤ....

      練習も終盤に差し掛かり、本番用にニュータイヤを試します。

      両名とも
      部:「新品は、いまいちグリップしないね....」
      ま:「うん。皮むきをしといた方がいいね。」
        
      との、感想をもちます。
      部:「よしおかさんのタイヤセッター、永久に借りれないかな〜(笑)」

    ●最後のチェックポイント....。

      部長は、もう十分。

      部:「もう、チェックすることないです。(笑)」
      それもそのはず、主力バッテリーを温存して22周のシングルで走行。

      部:「なにか、あります?。」
      ま:「037Fを試して。」

      本日、気温が比較的低く、全般にグリップがよくありません。
      部長は、037Fにタイヤをチェンジ。

      ま:「俺は、マッチド2400を1度で試したい。」

      1本目のマッチドをトーイン2度で試したのですが、いまいち伸びがない。
      1度なら体感しやすいのでは....との思惑から...

    ●空から....。

      開始直後から、パラパラと数分間のにわか雨があったのですが...。

      練習にきている他の選手に、どうやら雨男がいるようです。

      午前中にもいったん、まとまった雨が降りかけたのですが、
      そのときは、何とか回復。

      他のピットテーブルから、
         「俺まだ、一本も走らせないよ〜(泣笑)。」

      との声に、はまったしまったまる選手。

      結局、3時を回って本格的に雨。
      残念なら、ここで終了。

    ●余談.....。

      15年近く、愛用したまる選手のおもちゃルーターが煙をはきあえなくご臨終。

      ま:「新しいの買わなきゃ...。」 
      ま:「もうお金ないよ....(泣)。」
       

    ●本日の記録

      まる選手:21周 5分04秒
      部長:22周 5分05秒

      まる選手.....残念ながら絶望的...。

      部長...可能性大。というのも、主力バッテリーを温存しています。

      主力バッテリーなら、コンスタントに0.2秒ほどラップ縮めてきますので、
      計算上は、0.2秒×22周=4.4秒 あとちょっとで23周に入ります。

■7/28 帰路...。

    当日の入り時間の調整。

    ピットテーブルが大幅に増えたので、電源などの心配はなさそうです。
    1時間も前に現地入りすれば十分ピットは、確保できるでしょう。

    それでも、
      ま:「5時すぎには、部長の家にいくから。」
      部:「わかりました。」
      部:「よろしくお願いします。」

■準備

     ●まる選手....。

      帰宅後、すぐに30日に向けての準備です。
      かみさんと、子供は親戚の家に泊まりにいっているので、クーラーの効いたリビングで思いっきり整備が可能です。

      準備内容
      ・ニューシャーシの組み立て。
      ・ニュータイヤの組み立て。
      ほか...。

      まる選手は、26日にヨコモより発売されたシャーシを使用してほぼ、すべてを新品部品にて車体を準備。

      もちろん、ベアリング類も新品に交換。

      で、秘策はアッパーデッキ。

      ロール量を拡大すべく、あえてアッパーデッキを直前に改良。

      新品タイヤの皮むきは.....。
      結局面倒なのでやめてしまった。
        
      「練習走行があるだろうから、その時にやればいいや...」
      →注)そんなものは、ありませんでした。(笑)    

    ●部長.....。

      マシンの調子は問題ないので、消耗品の交換と軽い調整。
      レギュレーションの最終チェック等。
      しかし、半日以上かかりました。 疲れた・・


■7/30 2次予選当日

    まる選手、朝の4:00に出発します。

    まだ、暗いですが、ゆっくりと東側の空から明るくなってきます。
    「あつくなりそうだな〜....。」

    AM5:00まえに部長宅に到着。
    荷物を積換えて、いざケイチューンへ....。

    ちょうど、京葉道路に入ったころでしょうか。
    部長の携帯が鳴り出します。

    「あっ、センターだ...。」と部長。

    早朝の電話は、必ず、前日夜間バッチのトラブル連絡。
    そう、お仕事。

    走行中なので、すぐに折り返し連絡する旨を伝えて電話をきります。

    う〜ん、なんともいえないところです。

    途中、昼食を買うためコンビニに立ち寄ります。
    そこで、再度連絡。

    トラブルは、部長の担当外?。

    とりあえず、担当の人に連絡をとりますが、とれずじまい。
    他の処理には、影響ないようなので、オペレータに引き続き、
    担当者に連絡をとってもらうよう指示し、一旦終了。

    「はぁ〜、いつもこう...。」

    たしかに、部長。
    レースになると決まって、仕事のトラブル連絡が...。

    また、彼の責任感の強さ?からか、いまいちレースに集中できなくなります。

    アレックス杯のような、全ヒートリタイヤなんてことにならないように祈るばかりです。

■ケイチューンに到着しました

    そんな、こんなで、6時すぎに、2次予選会場のケイチューンに到着。

    あいかわらず、人はまばら。

    そう、ケイチューン。
    立地条件なのでしょうか?、どうも人の集まりが悪い。

    ここ数週間の土日でさえ、練習に来ている人は、ごく僅か。
    Aブロックの川場会場では、土日ともなると、7時前には全ピットテーブルが埋まってしまうと聞いていました。

    直前記録会でも43名。

    他のかたから...
       「ひょっとして、これで参加者全部じゃないの....。」

    まぁ〜、ピットテーブルが、広く使えるからよしとしましょう。

    で、どこに座るかを確認しに言ったところ....
    あらあら、みなさんピットタオル、張り紙をしてすでに予約席化。

    前日の帰り際に、占拠したようです。(笑)

    強引に使ってしまおうかともおもいましたが、ちょうど中央に、あいている席が....。

    早く来たかいがありました。

■とりあえず受付

    とりあえず、のんびりと準備を始めます。

    ピットタオルを引いて...。
    セッティングボード、充電器...。

    ふと、気が付くとボード上にすでに組み合わせが張り出せれています。

    さてわれわれは....げっ..。

    なぜだか、部長、まるの両選手が同じヒート。

    部:「なんか嫌な感じです。」
    ま:「ますます、暇になっちゃうじゃん。」

    放送が入ります。

    J:「7:30より、受付を開始します。」  
    J:「JMRCA未加入の方は、入会手続きをお願いします。」

    部長、申し込み用紙をとりに行きます。
    まる選手、両選手のボディにシールをはります。

    そう、STIのオリジナルステッカーです。
    ちょっとデザインに難?があるので、修正しながら。
    手間がかかります。

    意外にも二人とも落ち着いています。

    その後、受付および、バンド確認を行います。

    この段階で、再度組み合わせが変わることを主催者がわから知らされます。

    両名:「よかった〜。」 ただし、また同じヒートという可能性はあります。


    その後、レギュレーションの確認とバタバタします。

    そうそう、送信機もバンド確認後、取り上げられます。

    部:「なんだか、緊張してきましたね〜。」
    ま:「あぁ〜、テントに近寄ると、ちょっと緊張する。(笑)。」


    部長、気がつきます。
    部:「あっ、着信ありだ。電話なってました?。」
    ま:「気が付かなかった。」

    おもむろに、部長が電話します。
    数分後...。

    部:「OKです。これで、全神経をラジコンに集中できます。(笑)」

■ドライバーズミーティング  

    今回ばかりは、真剣に耳を傾けます。


    特殊な内容として
       ・スタート時に時間は、ずらさないで下さい。
        (1周が短いため...。)
       ・マーシャルは、車の修理はしないで下さい。

    など、ちょっとびっくり。
    そうそう、予選も組み合わせもすでに発表されています。

    時は、すでに9:00を回っています。

    予選の開始は、9:30からです。

    本日の参加者。
       スポーツマンクラス  83名
       エキスパートクラス  36名

■さぁ〜、予選が始まります。

    まる選手:5ヒート 5コース
    部長:8ヒート 1コース

    もちろん、スタートはスタッガー方式。


    部長、まる選手、最終チェックに入ります。

    とりあえず、30分後には、順番が回ってくるでしょう。

    充電もあと少しで完了。良いタイミングです。

    部長、まる選手の秘策アッパーデッキを見て、
      「なんで、丸谷さんは、いつも本番で大胆にセットをかえてくるの〜。」
      「も〜、練習の時にやりましょうよ....。」

    まる選手。
      「だって、練習の時に、セットが出ないから...。」


    まる選手、気になることがもう1つ。
      「練習時間が、ないじゃん。」

    そう、本日のはじめての走行が、いきなり1ラウンド目。
    かなりびびります。

    1組目、2組目....と進行されます。

    やはり、前半の組は、かなり砂が浮いているらしくあまりグリップしていません。

    そんな、こんなでついに.....。


■それでは、いってみましょう1ラウンド目。

    ★まる選手−第1ラウンド

      4組目がまもなくゴール。
      既に、準備も完了し、コントロールタワーに上がるだけ。

      まる選手、緊張で足が震えてきます。

      「おちついて、がんばって下さい。」
      と、部長。
      いつになく、真剣な顔です。

      (あっ、こいつ、真剣に俺を激励してくれてる。)
      そう思った、まる選手。

      不安げな緊張から、引き締まった緊張にかわりました。

      「よし!!」
      まる選手、コントロールタワーにかけあがります。

      そう、立ち位置の確保もレースの一つ。

      J:「それでは、5組目..スタート5秒前」

      ピ、ピ、ピ、ピ 〜 ン

      J:「1コース、2コース、3コース...」

      J:「5コース」

      まる選手スタートです。

      始めは、グリップレベルを確認するように、ゆっくりとしたペースで走行。

      が、なんと、なんと、マシンは フルグリップ状態。

      部:「おぉ、フルグリップ。」

      まる選手も
      「よし、いける!!」

      快調に走行をつづけます。
      練習走行でも、これほど快調だったことはないでしょう。

      放送が、入ります。

      J:「え〜、2分を経過しました。」
      J:「1位は、xコースのxx選手、2位は、xコース、3位は...。」

      と、まる選手の名前は呼ばれません。
      それでも、快調に進みます。


      J:「あっ〜と、ここでこのヒートのベストラップ更新です。」
      J:「ベストラップは、13秒32 5コースのまる選手。」


      部長、
        「うぉ〜、はえ〜、って、なんで3位までにいないの?!。」

      もちろん、まる選手もほぼ同時期に同じことを思っていたことは、言うまでもありません。

      若干、集中力がとぎれて、小さいミスを繰り返す、まる選手。

      しかし、全体的には練習時には見たことのない快調な走りで、そのままゴール。

      部長がかけよります。
      「すごいじゃないですか〜、速かったですよ〜。」

      まる選手も1ラウンドも終了し、予想外によい成績が出そうなためか笑顔をがこぼれます。

      「ありがとう....。」


      が、部長....。
       「まるさんが、良かった後の走行ってやなんだよな〜..。」
       

    ★部長−第1ラウンド

      それでは、部長のスタートになります。

      部長は、8組目。
      5組目にかなり良い走りをまる選手に見せ付けられているだけに、緊張します。

      7組目がゴールし、続々とコントロールタワーから選手が降りてきます。

      「がんばってな!!。」まる選手の激励をうけ部長がコントロールタワーへあがります。

      それでは、スタートです。

      ピ、ピ、ピ、ピ、ピ〜ン

      J:「1コース、2コース....。」

      1コースの部長がスタートしました。

      出足は、若干ふらついています。

      1周目、若干タイムを落とすも、2周目ではあっさり、13秒台を記録。
      しかし、走りにいつもの鋭さと安心感がありません。

      グリップレベルが悪いのでしょうか!?。
      まさか、また電波障害なのでしょうか?。
         
      3周目に入ります。
      ブロックのシケインをぬけて、第3、第4コーナーへ。
      その後、ストレートから、高速コーナーへ。

      若干おしりがながれます。どうやら、リアのグリップ状態が良くありません。

      複合コーナーをぬけて、そのままストレートへ...。
      あ〜っと、ここでスピン、スピン。

      すぐさま、体制を立て直して再スタート。

      後続車と接触したのでしょうか!?。
      縁せきにのりあげてグリップを失ったのでしょうか!?。

      どうやら、後続車につつかれたようです。 

      ラップは、16秒01。約2秒ほどロスしてしまいました。

      その後2周は、14秒台と若干タイムを落としましたが、リアグリップの低さを巧みなスロットルワークでカバーしつつ、周回を重ねます。

      我慢の走りを続けます。レースも後半。

      ホームストレートを抜けて、シケインへ突入。

      あ〜っと、前方でクラッシュ。

      部長、間一髪かわします。

      が、無理に再スタートした車が接触!!!。   

      部長、またしてもスピン。

      そのまま、ひまひとつ、波にのれないまま、ゴール。

       

    ★第1ラウンド−暫定結果


      まる 12位 22周 5分02秒77 ベスト 13.32
      部長 23位 22周 5分06秒96 ベスト 13.29

    なんとも、予想外の展開です。
    まる選手は、現在12位。

    タイムも、練習を含めても過去最高です。
    予選通過者の人数は、まだ発表になっていませんが、事前情報を総合的に判断すると、17人〜20人。

    なんと、本戦を狙える可能性がでてきました。

    部長は、23位と不本意な結果ですが、それでもけして遅くはありません。
    2度ほど不運なスピンがあったことを差し引いても、先日20日の記録会よりも良い成績です。

    ※参考 20日の記録会成績
    部長: 22周 5分09秒 ベスト13.3
    まる選手: 21周 5分04秒 ベスト13.7

    おわかりいただけますか?!。


■2ラウンド目の準備.....。

    予想外に結果がよかったまる選手。

    ちょっとはしゃぎ気味ですが、現状ではもちろん安心できません。
    23周にいれておけば、通過は、確実とおもわれますが、
    これ以上、タイムがあがるともおもえません。

    また、有力選手も、まだ下位にたくさんいます。
    とくに、1、2ヒート目の選手は、路面が出来あがってなかった、状態での走行なので、2ラウンド目以降は、タイムをあげてくることは、必死です。


    それでは、各選手ごとに現在の状態と次のラウンドにむけて..

    ★まる選手...。

      1ラウンド目が、1周目から予想外にグリップしていたので、次は1周目から全開走行を決心します。

      タイヤは、1ラウンド目のものをそのまま使用します。
      過去の練習では、1パック目より2パック目の方が、操作、しやすかったからです。


    ★部長....。

      仲間の好成績をいっしょに喜んでいますが、やっぱり
      まる選手の後ろというのは....。

      気になるのは、前半の6、7周がグリップレベルが悪いとのこと。

      部:「丸谷さんのは、フルグリップしてましたよね〜。」
      ま:「うん、だめだったの?。」
      部:「うん、はじめの6、7周くらいまで...。」
      ま:「......。」
      部:「......。」
      ま、部:「アッパーデッキ!??!。」

      そうです。まる選手と部長のセットの違いはアッパーデッキ。

      前日に、秘策としてまる選手が対応していた部分です。

      アッパーデッキには、左右にわたって、数本の柱が存在しますが、ここ最近は、2本ほどカットするのが良いといわれています。

      若干ロール量が増えて、メカニカルグリップがまして操作しやすくなるのです。

      標準:
          −+−−+−−+−−+−+−
      前方   |     |   |     |  |   後方
          −+−−+−−+−−+−+−

      最近の流行:
          −+−−+−−+−−+−+−
            |                   |  |
          −+−−+−−+−−+−+−

      まる選手の秘策:
          −+−−+−−+−−+−+−
              |                |
          −+−−+−−+−−+−+−
       

      ※多分、意味不明?!....。

      部長、悩みます。

      ま:「切ろう。だめだったら、新しいのを使えばいいし...。」
      部:「......」
      ま:「後2ラウンドあるし、次はテストだよ。」
      部:「......」
      ま:「......」

      数秒の沈黙があります。

      部:「よし、切る!!。」

      部長、ニッパーを取りだしアッパーデッキをカットします。

      しかし.......。


      あまりにも汚すぎる。

      まる選手、たまりかねて....。
      ま:「かして!。俺が切る!!。」

      新型ルーターをつかって、丁寧に削ります。
      さすが丁寧チーム。


■それでは、2ラウンド目

    まる選手は、心に思っていることがあります。
    高辻の成績が、もうちょっと良ければ、全精力を雨乞いに注げるのに......。

    え〜、冗談はさておき、2ラウンド 4組目がゴールしました。

    ★まる選手−2ラウンド目

      ちょっと油断したか、お気にいりの立ち位置が他の選手にとられてしまいました。

      ちょっと、悩んで、向かって左側に入ります。

      スタートです。

      ピ、ピ、ピ、ピ 〜 ン。

      J:「1コーススタート...。」
      J:「6コーススタート...。」
      J:「5コーススタート...。」
            
      え〜、2ラウンド目以降は、ベストタイム順でスタートです。

      まる選手、宣言通り、いきなりフルスロットルで走行。

      シケインを抜けて、第3、4コーナーを立ち上がります。

      部長が思いました。

      「丸谷さん、それグリップしてない.....。」

      まる選手...気がついていません。

      ストーレートを抜けて高速コーナーへ...。
      まる選手、左にステアリングを僅かに切ります。
      いきなり、お尻が出ます。

      が、なんとかぎりぎり、立てなします.....。
      うそ、立ち直りませんでした...。

      そのままフェンスに激突....。


      スロットル操作がききません。
      マーシャルがかけよります。

      まる選手に向かって、大きな × マーク。

      終了!!!。

      やっぱり、1周目は様子を見たほうが良いですね.....。


    ★部長−2ラウンド目

      まる選手の秘策を受けて、2ラウンド目に望みます。

      部長の組は、若干、混戦です。
      部長と同じ実力の持ち主が、計3人ほどいます。

      当然上位をしめますので、お互い1ミスで、差がなくなり
      頭が詰まってしまうのです。

      このラウンドは、1ラウンド目の結果を受けてのスタートになるので、3番手スタートになる部長は、かなり不利。

      変更したアッパーデッキが走りに良い影響をあたえてくれると良いのですが..。

      また、レースの組み立ても重要になります。

      部長は思うのでした。
      「無理してぬかず、前車についていければタイムは上がる。」


      それでは、スタートです。

      ピ、ピ、ピ、ピ〜ン。

      J:「xコーススタート....コーススタート。」
      J:「3コーススタート。」

      部長が、スタートしました。
      順調なすべりだしです。

      リアのグリップの良いようです。

      放送が入ります。

      J:「現在トップは、ゼッケン1番の部長です。」
      ま:「よっしゃ、よっしゃ〜。」

      その後は、特に問題もなく、順調に周回し、そのままゴール。   

      今回のタイムは、期待できます。

      まる選手:
      「うぁあ、抜かれた.....。」
       

    ★第2ラウンド−暫定結果

      部長 17位 22周 5分01秒58 ベスト 13.29
      まる 24位 22周 5分02秒77 ベスト 13.32


      ここで、あっさり順位は、いれかわります。
      部長は、ぎりぎり通過枠になるでしょうか!?。

      まる選手は、やっぱりはかない夢をみていました。

      しかし、この順位が本来のあるべき姿です。(笑)

       

■3ラウンド目の準備.....昼食中。

    スポーツマンクラスの2ラウンド目が終了した時点で、一端、休憩に入ります。

    現在、12:30分。開始は、13:30から....。

    さて、3ラウンドめの準備です。

    まる選手の2ラウンド目は、ちょっとショック。
    やっぱり、いきなりのフルスロットルは、無謀だったようです。
       
    幸いにも、タイロッドのボールエンドが外れただけ....。
    修理と3ラウンドの作戦を立てます。

    部長は、予想外に、いえいえ、予想どおりに快調だったようです。
    こちらもまた、作戦を練ります。

    ●まる選手。   

      まず、外れたタイロッドのボールエンドの修理から....。
      といってもはめ込むだけ。
      交換しようか悩みましたが.....。

      面倒なので.....。

      というのは、うそでタイヤの作成に時間を使いたいから...。
          
      前日の天気予報で気温が若干低めだったので、インナーのセレクトが決定できず。

      037Mで良好なので、037Mで作成します。

      あと、事前情報にあったのですが、やっぱり新品が一番グリップするようです。

      28日のテストでは、新品は操作しずらいとの印象があったのですがここに来て、タイヤの皮むきをさぼったのが功をそうしました。

      あと、クラッシュしているので、各部を入念にチェック。
      損傷なしです。


    ●部長

      とりあえず、一安心の結果でました。
      が、通過を考えるとまだまだ安心は出来ません。

      2ラウンド終了で、有力選手が続々上位に復帰していますが、
      まだまだ、結果をだせていない選手も多数います。

      部長は、ここでモーターをエコーのエボリューションから、アルティメイト TypeS に交換です。

      また、フロントのユニバーサルシャフトも、ハードタイプから、ローフリクションのアルミタイプに交換です。

      勝負を仕掛ける第3ラウンドになります。 


    ●そうそう、お昼ですよ。

      かなり、集中しているのか両選手とも、お昼をとらずに準備をしています。

      真夏です。食べるものも食べないと.....。


■3ラウンド目.....最終ラウンドです

    さぁ〜、泣いても、笑っても最終ラウンドです。

    悔いを残さぬよう、がんばって下さい。

    ★まる選手.....最終ラウンド。

      現在の順位では、通過は恐らく無理.....。

      ここで、もう一回、まる選手にとってのスーパーラップを刻む必要があります。

      2ラウンド目の教訓をいかし、とりあえず1周目は様子を見ます。
      あと、重要な注意点。

      アナウンスを呼ばれても動揺しないこと。

      「まぁ〜、呼ばれても3位までだろうけど....。」


      スタートは、4番手スタートになります。
      なんとか、3位でゴールしたいところ。

      早い段階で、3位をパスして、2位に食らいつく作戦のようです。

      それでは、スタート。

      ピ、ピ、ピ、ピ 〜 ン

      各、車番がコールされます。

      まる選手、路面を踏みしめるかのように慎重にスタートします。

      1周目の高速コーナーを抜けたあたりでグリップが十分と判断。
      勝負をしかけます。

      なんと、2周目でまたまた、ベストラップ。13秒14を記録。

      そのまま、周回します。

      今のところ大きなミスもありません。


      アナウンスが入ります。
      J:「約1分が経過....現在のトップは....。」
      J:「おっ、5コースのまる選手です。」

      が〜ん、完全にノーマークだったようです。

      シケインで、突っ込みすぎて大きく、オーバーラン。
      またまた、動揺しているようです。

      トップも別の選手にかわったようです。

      まる選手、組合せに恵まれたのか、周回遅れ以外は、他車と絡みません。

      レースも終盤を迎えて、快調な走り。

      J:「またまた、順位が入れ替わります。」
      J:「ここで、トップにあがってきたのは、白と黄色と....」

      まる選手のボディーカラー....。
      白と黄色を主体に境目に黒のグラデーションラインが入っています。

      まる選手...
      「おっ、俺か....。今度は動揺しないよ...。」

      で、アナウンス。
      J:「トップにあがってきたのは、白と黄色と青のxx選手です。」

      まる選手、ずっこけたようです。

      コースの中盤で5分のコール。
      4番手スタートのまる選手は、かなり微妙なタイム。

      J:「今回は、またフラットの選手が多いですね....。」

      まる選手、ここで大きくタイムアップでしょうか!?。
       

    ★部長.....最終ラウンド。

      まる選手は、良いタイムが出たのでしょうか....。

      部長、非常に気になります。

      が、まる選手、僅かなタイムアップ。

      22周 5分02秒18 ベストラップ 13.14

      惜しくも、部長の上を行くことは、できませんでした。

      これで、部長も安心して走行できます。
      こうなったときの部長は強いです。

      まる選手としても、なんとか部長だけでも全日本へ...。


      それでは、スタートです。

      ピ、ピ、ピ、ピ 〜 ン

      2ラウンド目でトップを取った部長。

      1番手スタートです。

      完全に責めのモードです。

      すばらしい走りを展開します。

      今のところ、楽に2ラウンド目のペースを上回っています。

      まる選手、真剣に応援です。
      「よし、よし、そのまま全日本!!。」

      現在、9周を終えようとしています。

      が、前方に周回遅れ、そのままストレートにはいります。
      若干、頭うちといったところでしょうか....。

      「ちょっと、よけてよ。」
      観戦していた、まる選手からこぼれます。

      ここで、アナウンス。
      J:「トップが迫ってます。道を譲って下さい。」

      ストレートを通過してシケインの切り返しです。
      J:「ゼッケン3番、譲って下さい。」

      やっと、ゼッケン3番がみちを譲ります。

      が、部長、実はストレートから、悪魔の電波障害。
      第4コーナーの立ち上がりでもたついています。

      そんなこととは、知らずまる選手。
       「あぁ〜、あせるな!!。おちついて!!。」
         
      つい、声が出てしまいます。

      なんとか、早めの減速で電波障害を乗り切り、
      高速コーナーへ。

      が、ここで ゼッケン3番。

      高辻の不安定な走行をみて、抜こうかどうしようか迷っているようですが、勝負に出たようです。

      が、緊張の為か、オーバースピード。

      部長の車のわき腹に突っ込むような形になり、車が横転します。

      金属製のフェンスにあたり、衝突音がコースに響きます。

      「あぁぁぁ〜..........。」

      まる選手、大きなため息....。
         
      J:「ゼッケン3番、警告です。....気をつけましょう。」

      部長の車がマーシャルによって再度コースに復帰。

      しかし、ボディが大きくへこんだまま。

      8秒ほどロスしたでしょうか....。
      タイムアップは、事実上不可能になりました。

      へん込んだボディを見て、主催者間で
      「どうします....。でも.....。」

      リタイヤを先刻するかどうか、相談しているようです。

      が、数周後の縁せきでジャンプ。
      ボディが元に戻ります。

      部長、なんとも複雑な心境でしょう。
         
      ここは、気をとりなおしてYSSチームのベストラップをねらいます。

      過去のレース、順位は負けても、ベストラップをまる選手に譲ることは、ありませんでした。

      部長、新たな目標に向かって走行します。

      が、クリアすることなくゴール。

      タイムも当然のごとく落ちています。

2次予選...シケイン

 

■それでは、結果発表!!!!。

    部長、最終ラウンドがまことに残念な結果におわりました。

    20名通過で、ぎりぎりでしょうか...?。

    現在のところまだ、主催者から通過枠の発表はありません。
    どうやら、表彰式まで引っ張るようです。
     

    まる選手は、通過の可能性はほぼありませんが、それでも満足です。
    部長は、微妙なところ。

    最終ラウンドでも、数名の選手がタイムアップしているので
    やっぱり、微妙なところです。


    30分くらいでしょうか....経過しました。

    J:「それでは、スポーツマンクラスから発表します。」

    つぎつぎに順位が発表されます。

    1位、2位、3位.....11位、12位、

    まだ、われわれの名前は、発表されません。

    まぁ〜、当然といえば、当然です。

    14位、15位、16位 17位。

    まだです。

    J:「最後の通過者です。18位のxx選手です。」


    あぁ〜、残念ながら部長の名前はよばれませんでした。

    が、

    J:「念のための補欠通過者がいます。5名になります。」

    J:「19位xx選手....。20位...」
    J:「部長。.....。」

    やった〜、部長からくも補欠通過です。

    なには、ともあれ良かったです。ばんざ〜い。ばんざ〜い。

    まる選手は、残念ながら補欠通過にも入りませんでした。

     

■すごい激戦!!

    なんとも残念な結果に終わりましたが、2人は終始にこやか。

    見てください。この激戦を!!。    

    順位   タイム
      01   23周 5'06.34
      02   23周 5'08.48
      03   23周 5'09.07

             :

      17   22周 5'00.43
      18   22周 5'01.33
      −−−−−−−−−−−−−−−−以上 全日本通過 18人
      19   22周 5'01.53
      20   22周 5'01.58  部長
      21   22周 5'01.71
      22   22周 5'01.72
      23   22周 5'01.75
      −−−−−−−−−−−−−−−−以上 補欠     5人
      24   22周 5'01.88
      25   22周 5'01.95
      26   22周 5'02.18  まる
      27   22周 5'02.62
      28   22周 5'02.80

    部長は、通過枠まで、0.25秒。
    まる選手でさえ、0.85秒。

    そうなんです。5分のタイムで、1秒の差がないのです。

    ほんと、大激戦!!!。
    それを考えるとだれが、代表になってもOKなのですね.....。
     

■たらればは、ありませんが.....。

    ’たら’、’れば’はありませんが、部長の第3ラウンドが悔やまれます。

    突っ込まれた周は、結果的に22秒強だったのですが、これが13秒中盤だっとします。

    なんと、それだけで、18位の通過タイムを微妙に上回っています。

    ほんと惜しいです。

    が、他にもそんな選手がいっぱいいたことでしょう。

    20日の記録会で、まっさきに23周のシングルを出した、選手もなんと、27位。
    記録会では、この選手、知り合いと「今年ことは、Aメイン!?」 と話ていました。

    どうやら、本戦常連選手のようです。

    結局、このあたりがレースの厳しさかもしれません。

    もしかしたら、部長、まる選手は、来年にその壁に激突するかもしれません。


■それでも、来年こそは....。

    まだ、部長には、全日本参戦の可能性が残っています。

    しかし、来年こそ「通過」をめざしがんばることを誓い?ました。

    なんとか、来年こそ正規に本戦に出場したいものです。

    皆さん、長い、長い文章にお付き合いありがとうございました。

    そして、応援ありがとうございます。

    また、来年もがんばりますので、よろしくお願いします。


    ※おかげさまで、部長は、2000年 JMRCA 決勝大会に出場できました。

 

 

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