「今日、友達のおうちでおっきい水槽見たの。いいなぁ、あんなの」 そんな奥さんの一言から始まった「アクアリストへの道」 実は、私も少なからず興味がありました。 と言うわけで、さっそくインターネットで情報収集。 何が必要なんだ?? なになに・・・水槽にフィルターに照明にヒーターに・・・ 水草を入れる場合はCO2・・・ボンベ?レギュレーター? 何だか大がかりだなぁ。 ちょっとひるんでしまいそう。 会社の帰りに本屋に立ち寄り、「熱帯魚と水草」という本と、 「楽しい熱帯魚」という雑誌を買って帰る。 あちこち読むと、 最初の水槽は60cmのサイズのが一般的。(安く手に入りやすい) 水槽を置くのは、給排水、電源の近くがいい。 直射日光の当たるところには置かない。(藻が発生する) 水槽を立ち上げてすぐに魚を入れてはいけない。(水が安定するまで) 週に一度は水槽の掃除。(4分の1ほどの水換え)などなど。 インターネットのホームページ上で販売している器具を見ると、 どれも高価で取っつきが悪そう。 砂や石、水草を入れない状態で、5〜6万円の初期費用がいるみたい。 「とりあえず始めてみよう」の私にとっては、少々荷が重い。 やはり安い「セットもの」を狙うべきかな。 週末にさっそくペットショップへ。 きれいな岩や水草の間を縫って泳ぐきれいな熱帯魚。 これこれ!これやがな! 「60cm水槽セット(9点)13,500円」 おお!安いジャン。 これなら買えるぞ。 他には何が必要なんだろ。店員に聞いてみよう。 「すいませーーーん。アクアリウム始めたいんですけど。 あのセットと、後何を買い足せばいいんですか?」 「あれだけでOKです」 おいおい、そんな訳ないだろぉ(ちょっと怒)。 「いやいや、CO2とか、いるんでしょ?」 「あ、じゃあ、このスプレーと逆流防止弁と・・・」 「いや、ボンベとか、レギュレーターとかいらないの?」 「あ、それはもう扱わないんですよ。良かったら、処分品で 安くなっているのがありますよ。はいこれ。8,800円が4,400円。 ボンベは店に2本あるきりです。後は取り寄せになります」 なんだ、あるんじゃないか・・・あはは。 でも、ちっこい割に高いんだなぁ・・・ それに、これだけでは私が頭に描いている「CO2の泡が、ぽかり、 またぽかり、と上がっていく」ようにはならないらしい。 コントローラーだの、なんだのがいるようで、CO2セットだけで 2万円ほどの費用がいるそうな。 それじゃあ、水槽セットより高いジャン! 何だか、本末転倒のような・・・ でもって、最初の「スプレー式」だと、1,500円ほどですんでしまうのだ。 その日は一旦家に帰り、奥さんとも相談。 翌日もう一度ショップへと出かけました。 「昨日はどうも。じゃあ、あのセットもらいます」 「いらっしゃいませ。ありがとうございます」 と言うわけで、「必要なものは仕方がない」方式で、 ろくに値段も見ずに手当たり次第に買い漁るのであった。 まずは水槽9点セット。 キャビネット。 砂5kg2袋。 水換え用ポンプ。 ピンセット。 ネット(魚などをすくうもの)。 石(中1、小2) モアイ像(子どものリクエスト) そして「CO2スプレー一式」 最後に水草。 「最初は少しにしというたほうがいいですよ」 と言う店員のアドバイスを無視する訳じゃないけど、 結局6束購入。ホントはもっと買いたかったんだけど・・・ エアレーションは、「せっかくのCO2がとんじゃいますよ」 と言う店員のアドバイスを聞き、買いませんでした。 合計で34,954円。安く上げたつもりだったのに結構いるもんだ。 つづきを読む ホームに戻る |