週末、近くのペットショップへ。 水槽を立ち上げ、最初に入れる魚のことを「パイロットフィッシュ」と言うらしい。 立ち上げたばかりの水槽は、フンや餌の食べ残しなどが分解されて出来る アンモニアなどの有害物質を、きれいにしてくれるバクテリアがまだいない。 そんな「危険な状態」のなかでも健気に生き延び、そして、バクテリアの 繁殖に一役買って出ようと言う、がんばりやさん。それが「パイロットフィッシュ」 その大役を任せられそうな魚を見つけました。 ![]() ネオンテトラです。 なぜ彼らを選んだか? それはズバリ!「安いから」です。 何かの本(もしかしたらインターネット)で読んだことがあります。 「安い魚ほど丈夫」 繁殖も楽で、なかなか☆になりにくい(この業界?では「死ぬ」事を 「☆になる」というらしい)魚は、当然の事ながら価格が安い。 店頭価格、なんと「10匹600円」 勿論、見た目がきれいであるというのも、選択のポイント。 ネオンテトラと一緒に、「コケを食べてくれる」と評判の、 「ヤマト沼エビ」も買うとしましょう。 まだ立ち上げたばかりの水槽であることを告げ、ペットショップの店主に相談。 「ネオンテトラとヤマト沼エビが欲しいんですけど」 「ヤマト沼エビは汽水にいるもので、淡水だと1年くらいで死んじゃいますよ。 だからうちでは、ミナミ沼エビをすすめてるんです。コケもとってくれますよ」 「最初っから入れても大丈夫です?」 「大丈夫ですよ」 「じゃあ、ミナミ沼エビも10匹。それと、エサも」 そんなわけで、ネオンテトラ10匹600円。ミナミ沼エビ10匹500円。 それに、エサ650円。(おいおい、えさが一番高いぞ)を購入。 早く水槽に泳がせたいからと言って、買ってきてすぐに水槽に ぶっちゃけちゃあダメだそうです。 魚たちは温度に敏感で、すぐに☆になってしまうそうです。 買ってきた袋のまま水槽に浮かべること40分〜1時間。 その後、袋の水の3分の1位を捨て、水槽の水を同量入れる。 また、そのまま40分〜1時間。 これを2〜3回繰り返す。 これを「水合わせ」と言うらしい。 「水合わせ」もすみ、「さあ、広い水槽で泳ぎなさい」とばかりに ネオンテトラちゃんと、ミナミ沼エビくんは、放たれました。 ネオンテトラちゃんは、場所が変わって警戒しているのか、 底の方でひとかたまりになっています。 ![]() ミナミ沼エビくんは、てんでバラバラに、泳ぎ回っています。 ![]() さっそくモアイ像をお掃除。 モアイ像、くすぐったそうです。 しばらく観察してみましたが、ネオンテトラちゃんは、相変わらず ひとかたまりです。それに引き替え、ミナミ沼エビくんは、 「なーーーんも考えてない」風で、せわしく泳ぎ回ったり、 何か一生懸命口を動かしてたり、何ともかわいい。 みんなたくましく生きるんだぞーー。 現在の水槽。 ネオンテトラ10匹。 ミナミ沼エビ10匹。 水草、20本くらい(名前がよくわからない)。 |