の実文化に生きた縄文人であればこそ、縄文土器に見られる個性豊かな表現力、多様性や装飾性を生み出したと云っても過言ではないほど、木の実は創造性に関連する栄養素を含んでいると云える。

装飾性豊かな縄文晩期の注口土器

 玉県蓮田市の雅楽谷遺跡から出土した注口土器。

 エロチシズムを暗示するような感性豊かな作品は関東地方の縄文晩期遺跡に見られる。

 木の実に含まれるビタミンB1が感性・創造性を豊かにし、二者択一の判断を要する選択能力を高める栄養素として認知されている。

脳の働きを良くするグリコーゲン燃焼に不可欠な成分がビタミンB1であり、グリコーゲンというブドウ糖の原料もビタミンB1と同じ木の実中心の炭水化物を供給源としていた。

木の実文化に生きる縄文人にはボケる人が少なかったと考えられるどころか、予知能力すらあったと想像出来ると云う。

木の実中心の縄文食は将に脳を活性化させるブレインフードであり、激動激しいと予想される21世紀に臨む日本人には、是非とも親しみ馴染んで欲しい食物と云える。

ナッツが21世紀の日本人を変える!

戻る