モーター回転数の測定実験をしてみました。
反射型のフォトセンサーを使います。
モーター軸と共に回る反射パターンの周波数を測り
そこからモーターの回転数を求めます。

反射パターンはパワーズのファンに両面テープで取り付けてあります。

概要図です
以前作成したモータースピードコントローラーを使用してモーターの
回転スピードを調整します。
モーター軸には白黒に塗分けられた反射用の円板を取り付けて
回します。
実際の反射板の白黒パターンは、上の写真のようにモーター
1回転あたり6サイクルになるように作成しました。
 (ドロー系ソフトを使用して顔料系黒インクのプリンタで印刷しました)
 (染料系黒インクは試していません)
反射光の周波数を測定し、モーターの回転数を求めます。
周波数カウンタは1秒あたりのサイクル数を表示します。
求める回転数はrpm。 1分あたりの軸の回転回数です。
周波数を60倍して毎分に変換しますが、今回は反射円板の
白黒パターンは6サイクル分なので、周波数の読値を10倍して
回転数rpmになります。

反射型フォトセンサー GP2S05です。
秋月電子で手に入れました。
このフォトリフレクターは赤外線を発光し受光します。
レンズもついていて、焦点距離はおよそ4mmだそうです。

赤外線は私の目には見えませんので、どんなスポット光に
なっているものやら想像するしかありません。

なお、ピン配置は、一般の多くのICとは異なり、足がフォーミング
されて自分に向いた状態 (裏面と言って良いものか考え物ですが)
で、斜めの切り欠きのある場所の足が1ピンのようです。

回路図です
回路はGP2S05のデータシートに記載されているものです。
ただし、赤外発光ダイオードの電流制限抵抗だけは330Ωが
指定でしたが、手持ちの在庫部品に330Ωが無く、代わりに470Ωに
なってしまいました。
電流で3割低下は、少々発光パワーが弱くなるかもしれませんが、
これも赤外光のため目には見えませんので、実感出来ません。

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