RCメカニズムを提供していただいたエポックRC43
店頭では、とても買い易い価格になっていました。
AMプロポの送信機でコントロール出来ました。

車体から基板やモーター、バッテリーを取り出しました。
ステアリング機構部分は、ミニッツレーサーの改造の
ときと同じ方法でユニオンのサーボモーターに変更しました。

動力モーターはこのまま使います。
バッテリーは少々容量の大きなものを使うことにします。
さて余談ですが、プロポはプロポーショナルシステムの短縮です。つまり比例動作
を表します。 発展途上時のラジコンではいろいろな方式が考案開発されましたが、
現在まで残っている主流なものはデジタルプロポーショナル方式です。
最近トイラジコンのような比例動作しないもの、特にその送信機をプロポと
呼ばれることがありますが、私は少し違和感を感じます。
どんな送信機でもプロポと呼ばれる理由はおそらくラジコンの送信機にプロポと
表示されていたからだと思います。
言葉は変っていくものなので、いまに違和感も無くなるのでしょう。

さてさらに私はデジタルプロポーショナルのデジタルにも多少違和感があります。
信号にパルスは使っていますが、信号はあくまでもパルス幅というアナログ量を
送受信しているからです。
しかし、最近のオーディオでD級アンプのことをデジタルアンプと呼ぶことが
あることを見ていると、違和感のあったデジタルプロポという呼び方も
自然に感じてきたところです。
D級アンプはアナログオーディオ信号を受けて、PWMまたはPDM
(パルス幅変調またはパルス密度変調)された信号を出力し、
スピーカーを動かすほどの電力を扱える LPF(ローパスフィルタ)を
通してスピーカーを駆動するものです。
トランジスタのリニア領域を使わずに、スイッチング動作だけですので
消費電力が少なくてすみます。
このようなアンプのことを、デジタルアンプと呼ばれていることがあります。
出力部分の構成は、ちょうど1ビットDAC、デルタシグマ型のDAコンバータ
とそっくりです。 

さてラジコンですが、ラジコンのPCMプロポだけをデジタルプロポと呼ぶのが
言葉の意味から正しいのかもしれません。 しかし、
今後、多くのひとが用いる言葉が、
それをあらわす言葉となっていくのだと思います。

キットは2軸ですが、ラジコン化に際して1軸にしました
ラダーはベニア板より削り、スクリュープロペラは
模型用のスクリューの小です
モーターはRC43のものをそのまま使いました
スプリングジョイントの内径2mmの穴に対して
モーターの軸が細かったため、真鍮パイプを使って
径を合わせました。
ジョイントのイモネジがモーター軸にあたるように
穴を開けてあります。

動力モーターとラダー用のサーボモーターは
アルミ板と両面テープで固定しました

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