ストックホルム−2
ドロットニングホルム宮殿
ストックホルム郊外にあるドロットニングホルム宮殿に行く.宮殿はメーラレン湖の島,ローベン島にあり,船が出ているが,地下鉄とバスでも行くことができる.庭園の湖には水鳥がいる.ちょうどどの種類の鳥も子供を連れている.藻を食べている鳥.白鳥も子連れだ.ひな鳥は黒い.デンマークの童話作家,アンデルセンのみにくいアヒルの子を思い出す.広大な敷地を気持ちよく散歩.長袖2枚ではちょっと寒いので,もう1枚上着を着た.

ドロットニングホルム宮殿

トローサ
郊外電車とバスでトローサへ.ストックホルムから南へ約60キロの所にある海に面した田舎町だ.ストックホルムカードは使えなかった.「ここはストックホルムではありませんよ」と年配のバスの運転手に言われた.運河沿いの道が楽しい.川のかなり上流まで船が係留されている.
     
 
マリエフレッド
   
蒸気船,蒸気機関車,列車を乗り継いだ周遊チケットで行く.風がとても強く,セーターを着て,上着を着る.正さんはシャツを2枚重ね,ワイシャツも2枚重ね,チョッキを着てから,上着を着る.
市庁舎横の港にはマリエフレッド号が黒い煙をはいてスタンバイしていた.10時出航.2階の船尾に座って写真を撮る.建物や係留されている船を湖から間近に眺め,湖を越えて町と町を結ぶ橋をくぐりながら蒸気船は進む.
メーラレン湖はスウェーデンで3番目に大きい湖で,1万年前の氷河期には一帯は氷河でおおわれていた.湖の中には大小1200の島が点在する.湖面面積 1140km2で,最大水深 61mだ.風は強く,寒い.11時半,ついに,風の当たらない下に下りてベンチに座ることにした.12時頃,コーヒーとサンドイッチを買って食べる.2ヵ所で止まって客を乗せ,1時半マリエフレッドに到着.3時間半の航海だ.
教会の時計塔とグリップスホルム城が見える.グリップスホルム城は14世紀に建てられ,一度焼失したものを16世紀にグスタフ・ヴァーサ王が再建した.大きくてどっしりとした立派な城だ.近くにはルーン文字が記された石碑が展示されていた.
マリエフレッドからSLに乗って15分,緑の景色の中を行く.SL は1895年に開通.SLを降りて,ストックホルムへのビッグステーションへ行く道はSLの職員が立って「こちらの道ですよ」と案内してくれていた. 
 
 
マリエフレッド号
   
     

マリエフレッドに到着

教会の塔

グリップスホルム城
     
ルーン文字の石碑
     
     
   
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