平成11年10月10日 神子元、男女ダイバー漂流事故


平成11年10月10日(土)神子元島沖ダイバー漂流事故


この日ダイビンググループ総勢16名がダイビングボートEに乗船して午前8時10分頃から下田港を出港、神子元島付近で午前8時54分頃からダイビングを開始した。
このグループで潜水していたインストラクターによれば、午前11時頃から16名で潜水を開始し、海底移動していたが、潮が早いため浮上を開始したところ、2名(男性29歳、女性32歳)がいなくなっていたとのこと。
この知らせを受けて、横浜海上保安部所属巡視船「あまぎ」、下田海上保安部所属巡視艇「はやぎり」、羽田航空基地所属ヘリコプター「わかわし」、羽田特殊救難隊員3名、羽田航空基地所属サーブ「はまたか」及び民間船(南伊豆ダイバー協会、下田漁協所属船、遊漁船など、16隻により捜索を開始。
行方不明者2名は、午後4時2分、神子元島灯台から東南東6.3キロの海上にて、南伊豆漁協所属遊漁船Sと、南伊豆町ダイビング組合所属ダイビングボート「T」に発見揚収され、午後4時29分下田港にて救急車に引き渡された。2名とも意識があり、外傷などはなかった。

漂流したご本人の体験談がうちはたさんのHP(http://diver.to/)の「事故のダイビング事故・安全の会議室」に書き込まれていますので、参照されることをお勧めします。