訃報


日本のスポーツ法学の礎を築き、その発展を促し、多くのスポーツを行う方々のための権利の確保に努め、また幾人もの学者、学術研究者、志を有する者を、私財と行動を投じて有形無形に援助し続けた偉大な法学者である千葉正士東京都立大学名誉教授・法学博士が、平成21年12月、90歳で永眠されました。
ここに深く哀悼の意を表します。


追悼

千葉先生は、私が独学で始めた研究にいち早く評価をくださり、その後、長年に渡って過分なほどのご指導やご支援をくださいました。
私の研究が今ここにあるのは、ひとえに千葉先生のおかげです。またこれは、私の研究が少しでも社会の役にたったり、あるいは事故被害者の救済や、優良インストラクターの方々の励みになったことがあったならば、それは千葉先生という、偉大な知の巨人のご加護があったからこそです。
ここに、心から千葉先生に感謝いたします。


中田誠氏のダイビング事故資料について
千葉正士氏

(1999年2月16日)