漂流事故の救助事例2
(資料提供:第十一管区海上保安本部)


 この写真は、今年5月8日午前零時頃に、スクーバ潜水器具を使ってバディシステムを組んで夜間の追い込み漁のため潜水をしていた2人の漁民が、突如発生した霧のために、漁船から身失われたため、彼らが浮上した時には漂流した事故で、その2人が5月8日の12時35分に運良く捜索中の、海上保安庁所属のヘリコプターに発見されて、吊り上げによって救助された模様です。

1.上は捜索中のヘリコプターが漂流者を発見した時の状況
2.上は、漂流者をヘリコプターに吊り上げる準備
3.上は、ダイバーを吊り上げる
4.ダイバーたちを救助した後に基地に到着したヘリ


 沖縄だけでなく、伊豆やその他の地域でも、ドリフトダイビングや、そうでなくても強い、あるいは予想できない潮の流れの発生する場所でのダイビングや、夜間ダイビングにおいて、事故は発生するのであって、このように救助されるのは「運がよい」のであるに過ぎない(海上保安庁や水難救済会などの努力があっても)ので、「ダイビングは安全である」「ダイビングの事故なんて怖くない」などというような安易な情報操作に惑わされずに、油断をせずに、万全の準備と覚悟の下にダイビングを行ってください。


平成13年6月10日

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