いただいたメールのご紹介


以下にご紹介するメールについて名前を伏せておりますが、これは直接メールをいただいたものです。実際のダイバーの方々の声としてご覧下さい。

これからも貴重な経験などをメールにてお教えいただければ幸いです。お待ちしています。

大変参考になりました。私も10年前にインストラクターとして現場におりました。
ショップ経験を積み将来は自分の店をと考え当時はがんばっておりました。しかし業界内の未成熟さやお客さまの立場を完全に無視しつずける体質に嫌気がさし一時ダイビングそのものをやめておりました。只ありがたいことに一部のお客様のご支援によりクラブ的活動を再開しご要望頂き来春浦和市にお店をオープンさせるはこびとなりました。ただ私もこの業界の体質は根本から変えていかなければいけないと思いそれには私達若手が意識改革を起こさねばならないといけません。今後指導団体関係なく意識ある物が立ち上がりこの現状を改善していくためにインストラクター同友会などを立ち上げ勉強会などの活動も同時に行っていければと考えております。是非その際ご指導ご鞭撻ください。

※平成10年10月29日にいただいたメールから。

  
実は、当方の友人が今年の5月に串本でダイビング事故で亡くなりました。
今まで自分でもダイビングって危ないと思いつつ、自分では意識して注意していたつもりですが、こうして事故が起こるとまだまだ足りないものがあったのだなと思っています。
また、雑誌やダイビングサービスに出入りしていて、ダイビングの事故の危険性とかあまりとりあげられずに、タブー視されているなという印象を受けます。

ダイビングチームで知り合った友人などの話から、ダイビングサービスにはいろんな悪質な所があること。そして、泳げなくてもダイビングが出来る...という歌い文句で講習をやっている所。ほんとに様々なショップがあることを実感しています。そしてかなりのダイバー予備軍が、良いお店と巡り会えず、ダイビングの楽しさに触れないままに断念したのを知っています。
ファンダイブで現地のショップで潜っていて、俗に言うショップツアーで来てる客。良いお店もあるけど、囲い込みで洗脳されているダイバーを多々見かけます。
そういう人に限ってレベルが初心者なのに、どこそこに行きたい!回遊魚ガンガンの所に行きたいなどワガママが多いですよね。。。
なんか矛盾感じています

※平成10年11月30日、12月1日にいただいたメールから。
  
今日、初めてホームページを覗かせて頂きました。
私は、鹿児島県奄美大島に住む22歳のダイバーです。
18歳で憧れのCカードを取得し、学生時代に西表島・沖縄本土西伊豆と、さまざまな地域のダイビングショップで、STAFFとして働いてきました。

Cカードを取得したショップは、STAFF指導も厳しく、安全なダイビングをするために必要な知識も、きちんと持ち合わせているショップでした。

初めは、なんてきゅうくつなんだろう・・・と思っていましたが、STAFFとして色んなショップを覗いてくると、その厳しさにありがたさを感じたものです。

ショップ自体の経営の厳しさ、客をひくための大袈裟な宣伝、またいちばんひどい店では、オーナーのインストラクター免許は、団体からお金で買ったものだった・・・
等、ダイビング界の裏は華やかなイメージを裏切るひどいものでした。
そして、団体や開催するショップによってインストラクター試験(ITC)の合格基準に、大きな差があるのも痛感しました。

リゾートでは、たいていのショップが短期STAFFを雇います。(「でっち」と呼ばれる) それらは、「1ヶ月働くとダイビングマスターカードを発行する」などの誘い文句でSTAFFを集め、トップシーズンでは早朝から深夜まで働きずめ、正確な判断さえ怠る状態のSTAFFが多くなります。
現に私も、極度の疲れと睡眠不足で、自分のバルブを空け忘れエントリーした・講習中に説明し忘れたことがある等、いくつかの失敗を思い出します。

このような、ダイビングショップが多くある事、そしてそれがあたりまえになっている業界に私は、疑問を感じずにはいられません・・・

これからも、貴方の活動を応援し、少しでも私の経験が役に立てばうれしいと思います。
頑張って下さい!!

※平成10年12月14日にいただいたメールから
  
私は昨年Cカードを取り、現在76本の初心者ダイバーです。
ダイビング関連のホームページをまわっているうちに中田さんのホームページにたどり着きました。

私の場合、Cカードを取ったお店が海洋実習中にクローズしてしまい(と言っても、大手スポーツクラブのショップだったので「他店で引き続きお世話します」との手紙が来ましたが・・・)下手をすれば、そのままダイビングを断念してしまうところでした。
それが、インターネットを通じて出会ったダイバーの方々に助けられ、器材選びからファンダイブまで、様々な方のお世話になりました。
どの方も親身になって相談に乗って下さいましたし、一緒にファンダイブに行ったときも超初心者の私をフォローして頂き、おかげでこれまでダイビングを続けることが出来ました。
インターネットは性善説に基づいて作られたシステムだそうですがネットを通じて出会ったダイバーの方々は本当にみんな親切で、いい方ばかりでした。その結果、これまで「ショップのツアー」のようなものには参加したこともなく、「なじみのショップ」というものもないので、器材のオーバーホールとか、スキルアップの際には「どこにお願いしよう??」と不安になることもありましたが、結果的には一つのショップでずーっと過ごすよりも、良い経験になったと思っています。
これからもどんどんダイビング関係のホームページが増えて、ダイビングのいろんな側面を知ることが出来れば、と思います。
ショップに囲い込まれて、そのショップからの情報しか持っていないダイバーが多すぎるような気がします。ダイビング雑誌もどれも似たような情報しか掲載していませんし・・・。
ダイビングは楽しいことばかりではないし、怖いことばかりでもないと思います。バランスよくいろんな情報を手に入れるには、今はインターネットを活用するのが一番手っ取り早いのではないでしょうか。
中田さんのホームページは特に重要な側面を提示されていると思います。
これからも頑張って続けて下さい。
次の更新を楽しみにしています。

※平成11年12月29日にいただいたメールから

  
PADIインストラクターの〇〇と申します。

−中略−

感想は一般ダイバーの流れとして安さを求めるあまり、安全を軽視する傾向が多いように見受けられます。
プロダイバーとして「どきっ」とするホームページでしたが今後の参考にしようと拝見させていただきました。

今後ともご活躍をお期待します。

※平成11年1月8日にいただいたメールから

  
大阪に住む31歳のダイバーです。
ずいぶん前にあなたの著作を拝見してからずっと愛読書としております。
それまではダイビング(業界)の光の面ばかり見ていましたが、闇の面を垣間見ることができました。
今でも「ダイバーズバイブル」と並んで書棚においてあり、ダイビングに行く前には雑誌などのポイント情報などでウキウキした心を引き締めるためにそれらを必ず読むようにしています。

私もダイビング中に何度か恐い目にあっています。
実は〇〇君のように友人が亡くなったこともあります。(彼とは住んでいる場所が近いことやニフティサーブのダイビングのフォーラムに参加していて会ったこともあります)

これからも大好きなダイビングを続けていきたいし、もっと多くの人達にもその楽しさをしってもらいたいと思っています。だからこそ、危険な面に関するケアや教育ってもっと必要だなとつくづく感じます。

あなたの活動に関して何らかのお力添えができればと考えます。

私にできることはたいしてないかもしれませんが、一緒に頑張っていきたいと思います。

※平成11年1月10日にいただいたメールから

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