「忘れてはいけない ダイビング セーフティ ブック」

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 ここでは本書読者の方々に向け、出版までの校正の時点で見落としていた間違いや要訂正、要追加部分を発見した場合にアップデートしていきます。また説明不足と感じながら、紙面の都合で省略せざるを得なかった部分や、あとから説明を厚くする必要を感じた部分を補っていきます。さらに今後、調査・研究の過程や時代の流れの中で、訂正・修正・追加などの必要が生じましたら、それを随時行っていきます。


●平成20年4月3日 訂正部分 
 目次の訂正 本書145ページの「ダイビング用タンクと空気についての大切な話」ですが、これが目次では、「ダイビング用タンクと空気のついての大切な話」と、「空気」が「空気」と間違った標記になっていました。ここにお詫び申し上げ、訂正いたします。

●平成20年4月3日 訂正部分
 254ページの「安全潜水ビジネス」レベル宣言者・賛同者一覧」という部分の説明と修正。
 ここは、「「安全潜水ビジネス」レベル宣言者・賛同者」と、一部クラブ及びベテランプロダイバーのご紹介とは分けなければならないところです。本来は私がしっかりとレイアウトデザインを変更すべきでした。
 ここで紹介されている方々の中には、「安全潜水ビジネス」レベル宣言者と賛同者と意思表明された方以外でも、素晴らしいベテランプロダイバーということで紹介させていただいた方々がおります。本の中のこのままの表現だと、あたかも全員が明確に賛同をされたかのような誤解を与える可能性のある表記となっています。
 この原因は私の当初の原稿の不手際で分かりにかった上、途中の校正の時に、この項の別の部分に意識が取られていたことで見過ごしてしまった部分です。出版社の責任ではありません。
 ここに、関係者の皆様に深く謝罪いたします。今後、注意いたしますので、どうかご容赦いただけますようお願い致します。

●平成20年4月3日 訂正部分
 7ページの2行目について。ここも校正時点で、私が言葉を足して修正すべき部分が一部抜けていました。それは、 「私の知るかぎりにおいては、」という部分で、これは、「近年、直接の当事者間での争いで私の知るかぎりにおいては、」と修正いたします。
 私の不注意を、深くお詫び申し上げます。

●平成20年4月3日 追加説明
 本書の前半の、事故のご遺族の方の手記の後で、事故の分析をしている部分についてです。ここでは事故を起こしたインストラクターの経験本数について、そこには遊びの本数を含んでいるので、「わずか1000本」 という表現をしています。これを「わずか」とするなら、本書後半のベテランダイバーについての記述で、数百本の経験のあるダイバーを「ベテラン」としていることで矛盾するのではないかとのご指摘があるかもしれません。しかしプロは常に注意義務を果たすために、引率している客のダイバーに対して高度な注意を払うという業務を行っていることから、自分が楽しむことを主体とした一般のダイバーの潜水本数とは比較にならないほどの質の違いが存在します。そのため、ここでは1000本の経験を「わずか」とし、自分が楽しんで自己管理とバディへの注意をすることをもってダイビングの内容とする一般ダイバーとは、おのずと潜水本数の意味の違いがあると私は考えています。なお作業潜水も、レジャーとしてのダイビングとは異なる責任の中でのダイビングのため、いわゆるプロとしてのダイビング本数と換算することはよいのではと思っております。

●平成20年4月11日 訂正 「タンク軽量化の提案」

誤 162ページ
   ダイバーの負担が減る (エアー消費の少ないダイバーになれる)


   ダイバーの負担が減る (エアー消費の少ないダイバー)

 ここは、「小さいタンクを使用すると空気が少なく、その意識からダイビング中の空気消費を強く意識する 」という意味ではなく、「エアー消費の少ないダイバーが無理に大きなタンクを使用しないことで、重量的な負担が減る」という意味です。この訂正の原因は、島田氏の原稿が、本来は 正 のようになっていたものを、本にするために打ち込まれた原稿の校正時に打ち込みミスとなっていたことに気づかなかった私のチェックミスにあります。申し訳ございません。正しい意味を伝える文言に変更させていただきます。


●平成20年4月11日 追加説明 183ページ3行目

 「同じ内容で2人に対してなら10時間程度、3人なら15時間程度かかる計算です。」

 という部分に対しての説明を追加します。
 この表現は、私は比ゆ的に書いたのですが、説明が足りなかったことで誤解を生む可能性が高いと思います。ここに深くお詫びを申し上げ、追加の説明をさせていただきます。

 島田氏がプール講習をマンツーマンで実施する所要時間は5時間ほどですが、生徒が2名になることで倍の10時間になることは現実的に無いと考えて下さい。島田さんによると、事前説明とスキル実施説明は生徒さんが複数でも基本的に所要時間は生徒1名の時の1.3倍程度ということです。

 


平成20年4月11日

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