<そのほか>
1.北海道の電車
北海道の鉄道は旭川・札幌間が電化されてますがそれ以外のローカル線のほとんどはディーゼル機関車が走っています。
そのため北海道人は「電車」と呼ぶ習慣がなく「汽車」と呼ぶので、東京では簡単に見分けることができます。
ちなみに東京から旭川に引っ越してきた友人が、最初の頃電線がないのに走る列車を見て、きっと線路に電気が流れているんだ、と思っていたそうです。
また「汽車」のエピソードとして、私が大雪の日に乗った「汽車」が到着前に突然停止。さすがにこの雪では「汽車」も止まってしまうのか、と思っていたら「前方の信号機が大雪に隠れたため、乗務員が降りて確認しにいっております。しばらくお待ち下さい」という車内アナウンス。
雪をかき分け、信号を見に行った乗務員のイメージが妙におかしく、乗客にも笑いの渦が巻き起こりました。
2.水洗トイレ
北海道の水洗トイレは凍結防止のため泡が出る、と言う「うわさ」があります。
私はこれを認識したことはありませんが一部そうなのかも知れません。ちなみに実家のトイレは普通の水が流れるトイレでした。
3.ろうそく出せよ
北海道では8月7日が「たなばた」です。
小学校の頃に「ホントの七夕は7月7日なのだぞ」とわざわざ授業中に教わったことがあります。
短い夏休み(北海道での学校の夏休みは1ヶ月。そのかわり冬休みも1ヶ月)やお盆の帰省シーズンに合わせていっしょに七夕もやってしまえという合理的な発想でそうなったのか、あるいは恐らく、出稼ぎ労働者が帰ってくるお盆の時期にずらしたのがルーツではないかと思います(特に調べてません)
その8月7日、小さな子供達が4、5人ずつ集まって、日本版「ハロウィン」のように町内を練り歩きます。
民家の前で子供達が「ろうそくだーせだーせよ、だーさーないとかっちゃくぞ、さーもーなーきゃひっつくぞ!(後半は良く聞き取れず、間違ってるかも)」と叫んで、それを聞いた家の人が(昔はホントにろうそくを出した。そんなもん集めて何したんだろう)お菓子を子供達に与えるという行事です。
私が子供の頃、これをやったかどうかはまるっきり記憶にありません。それに、もしかしたらこれは、全国的に一般的な行事なのかも知れません。
北海道に限らず、東北以北は8月7日が七夕だったとおもいます(これも特に調べてません)
以上書いたことが間違っていたら、気づいた時点でこっそり直します。