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題名 ウエストワールド
お勧めポイント ★★
データ  監督/脚本:マイケル・クライトン
 主演:ユル・ブリンナー(悪役)、リチャード・ベンジャミン
 1973年 90分くらい
お勧め文
 未来の大人の遊園地。
 客は1日1000ドルを払って、中世の世界・ローマ時代の世界・西部劇の世界の冒険体験をする。
 ウエストワールドとはこの三つの世界のうちの西部劇時代のこと。
 相手になるのは精巧に作られたロボット達。
 ところがこのロボットが暴走を始めてしまったからさー大変。特にユル・ブリンナーが演じる西部のならず者は、日頃の撃ち殺される役のうっぷんを晴らすかのように執拗に客を追い回す。

 色々なSF映画のお手本になってるんじゃないかと言える作品。
 TVニュース的にウエストワールドを紹介するところが「ロボコップ」
 遊園地が恐怖の場所になるところが「ジュラシックパーク」(ジュラシックパークの原作がマイケル・クライトンなので当然か)
 単なる西部劇なのになぜかワクワク見せられるところが「バックトゥーザフューチャー」
 追いかけるロボットがなかなかへこたれないところが「ターミネーター」
 大スターを悪役にして活躍させるところも「ターミネーター」

 確か続編が作られたものの、ミニチュアを使ってボクシングをする特撮シーン以外が印象に残っていない。
 特撮映画は特撮技術もさることながら、やっぱりそのストーリーがまず大事。
撮影時、たぶん鼻の中にも入ったと思う。酸を浴びせかけられるユル・ブリンナー