常滑市多屋海岸沖にみられたニオガイ(Barnea manilensis inornata Pilsbry, 1895 )
平成15年4月17日 ニオガイは、泥岩や砂岩、火成岩などの岩石の他、木材、サンゴ、貝殻、軟泥底など、固結した基質に穴を掘って生活する穿孔習性を特徴とする二枚貝である。常滑市多屋海岸沖において多孔粘土質海底にニオガイ非常に多く観察された。周辺の水深は3m前後であり死殻混じり粗砂底が広がっているが5〜10cm程度掘ると多孔質粘土層が出現する。写真のニオガイの平均殻長は1〜2cm程度の小型のものがほとんどであったが周辺には非常に高密度で出現が観察された。

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綱 / 亜綱 / 目:二枚貝綱 異歯亜綱 オオノガイ目
科:ニオガイ超科 ニオガイ科