流行の低インシュリンダイエットは、医学の専門家が発表したダイエット方法で、一時期テレビや雑誌で盛んに記事になっていましたので、ご存知のかたも多いと思います。 その理論は「インシュリンの分泌を低く抑えてカロリーの消費を促進する」というものです。 GI値の高い食品はあまり食べないようにして、GI値の低いものを選んで食べることが基本になっています。そのGI値は、ニンジンが高くパスタが低いなど、意外性があって一覧表を見るのも楽しい気分になります。 このほかに、GI値の上昇を抑えるのに有効な手段として「繊維質のものを食べる」「乳製品を積極的に食べる」などがありますが、どれも比較的わかりやすく簡単にできそうなところが流行の理由かもしれません。 太りやすい体質なのか、高校生のころからダイエットは常に私の最大の関心事でした。 高校生当時、流行っていたのはパイナップルダイエット、1週間パイナップル以外は口にしないというダイエットです。同級生が果敢にもチャレンジしたのですが、3日目くらいから「口の中が痛くなった」「パイナップルはもう見たくもない」と言いはじめ、1週間頑張ったもののその効果は表れなかったようでした。 その様子を目の当たりにして「単品ダイエットは難しい」という印象を強く持ってしまった私が取り組んだのは、鈴木その子式ダイエットでした。油脂を徹底的に排除し、お腹が空いたらおにぎりを食べるというダイエットを半年ほど続けました。 このダイエットで体重は減少したのですが、ずっと油抜きというのが精神的に辛かったのと、肌がカサついてきたのとで半年以上は続けられませんでした。 カロリー制限はさまざまな献立のカロリーを調べる難しさがあり、食品を制限するダイエットは簡単に始められるが精神的に辛くなりがち。それに比べると、低インシュリンダイエットは、簡単に始められるうえにGI値を把握するのはそれほど難しくない。これで効果が上がれば言うことなしなのですが、さて、どうでしょうか。 私はあまり厳密にはやっていないのですが、1ヶ月続けたところウエストが1センチほど縮まりました。もう少し続けてみようかな、と思っています。 |