博多なモノ

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Eat:


まぐろ料理 紀文
博多名物はラーメンだけじゃありません。
この店の鉄火丼を食べたら、他の店の鉄火丼が食べられなくなっちゃうかも。 それぐらい「まぐろ料理」にこだわっている店です。
鉄火丼以外にも、骨まで食べられる「煮込み」など、この店ならではのまぐろ料理メニューがあります。
で、私がこの店を好きな別の理由は、メニューにほとんど「天敵(海老・蟹・烏賊・蛸・貝)」がいないこと。(笑)
ゆえに、福岡転勤中には旧店舗の方へけっこう通いました。

写真上は鉄火丼定食(並鉄火丼+まぐろ刺身+まぐろ山かけ+ツナサラダ+お吸い物+漬物で1,400円)、写真下は煮込み(600円)です。 両方注文しても2000円です。 このボリュームでこの値段というのもかなり予想外のはず。 東京で食べたら間違いなく3倍の値段かも。(笑)
たとえば福岡出張で、ラーメンか紀文かどっちか1つだけ行く時間があれば、私は間違いなく紀文を選びます。

まぐろ料理「紀文」のページ
釜揚げ 牧のうどん
博多の隠れた名物・「釜揚げ牧のうどん」は、ロードサイドに店を構えるチェーンのうどん屋さんですが、目の前でカットして茹でる腰の強い麺といい、店内を駆け回る威勢のいいおばちゃんの店員(どの店も男性は調理場にしかいません)といい、印象が強い店です。 うどんに載せる具のバリュエーションが多いので、組み合わせたりすればほとんど無限に近い味が楽しめます(笑) この店の名物メニュー「スペシャルうどん」は、大きな丼に5〜6種の具が載って、約10年前の登場時と全く変わらない値段の990円のままで提供されているのが驚きです。 私は博多に行くたびに、必ず牧のうどんでなにか食べて帰るようにしています。 キャナルシティの地下にも店があるので、空き時間にちょっとバスで移動して食べにいけます。 博多ラーメンは今では東京でもかなりまともなのを食べられるようになりましたが、博多のうどんだけは今でも現地でしか食べられませんからね。

【追記】
キャナルシティにあった牧のうどんは閉店してしまったとのこと。 福岡市内で用事があるときに、気楽に食べに行けなくなってしまったのが残念です。

Wikipediaの「釜揚げ牧のうどん」の項
かろのうろん
博多うどんの店ですが、店舗はここ1軒だけです。 もともとは渕上前という名前の交差点だった店の真ん前にキャナルシティができて、その中に博多大丸の地下から牧のうどんが引っ越してきましたが、こちらも相変わらず博多うどんの老舗として多くのお客さんが訪れています。

じゃらんnetの「かろのうろん」の項


川端ぜんざい
その昔、川端商店街で名物だった甘い物屋さんが閉店してしまったときに、その店で食べたぜんざいの味を惜しむ声が強く、商店街がぜんざい店を週末や祝日のみ復活させて営業しています。
店内には博多祇園山笠の川端通り飾り山が常設展示されています。 この飾り山は、毎年7月15日早朝の追い山で、唯一飾り山として櫛田入り(櫛田神社の境内を周回して奉納する)を行う事で知られています。

川端ぜんざい広場公式ページ
梅が枝餅
太宰府天満宮に参拝したら、参道の両側で売られている梅が枝餅を食べずに帰ってくる人は、よほど急いでいるか、梅が枝餅を食べ飽きたリピーターかもしれません。(笑) 博多の人のおやつにも登場する梅が枝餅は、ちょうど焼き饅頭といった風情で中に小豆餡が入っています。
実は写真の店で梅が枝餅を買って、食べる前に梅が枝餅そのものを撮影しようとしたら、デジカメが電池切れになってしまい、電池を買いに行く間に冷めてしまうのも悔しいので食べてしまいました。(笑)

小山田茶店の梅が枝餅のページ
長浜ラーメン
いわゆる博多ラーメンや長浜ラーメンと呼ばれるトンコツスープのものは、もともと福岡市場のそばの長浜にある屋台で提供され、麺だけ食べてしまったあとのスープを有効利用するために「替え玉」のシステムができたといわれています。 もちろんあの細麺を最初から大盛りにしてしまったのでは食べるうちに伸びてしまうので、伸びていない麺を大盛りで食べるための工夫でもあったようです。

まだ福岡転勤中の頃に、東京出張から帰りの飛行機で、隣席に東京見物から戻る博多弁の夫婦がいたのですが「東京でラーメンば食べたっちゃけん、な〜んかもの足りんばい」と言ってましたが、まあそれは入った店がアレだったということかとは思いますが・・・。(笑) 逆に、江戸っ子さんには豚骨スープ以外の選択肢が無い状況は耐えられないそうです。 お友達の江戸っ子さんで、匂いがダメで長浜の屋台の5m以内に近寄れなかったヤツもおりますので。

観光ガイドでも有名な、那の津通りに面している「元祖長浜屋」(福岡市中央区港1-2-1)では、黙って店に入って座るだけで、目の前にラーメンが出てきます。 そう、ここのメニューには「ラーメン」1品しかありません。 客は、何か注文するとすれば、店に入ると同時に麺の茹で加減を言うだけです。 ちなみに、茹で加減は、やわ麺→中麺→堅麺→ばり堅→ハリガネ→湯通し→粉落としの順に茹で時間が短くなります。 さすがに地元の人でも、ハリガネより右側はなかなか頼む人がいないようですが・・・(笑)

【追記】
時代の趨勢か、長浜屋も食券方式になっていました。 しかし、店に入ると同時に麺の堅さを指定するのは前と同じです。 替え玉の時は「堅い玉」なんていう注文の仕方もあったりして。(笑)

Google Map上の元祖長浜屋(支店)の位置



屋台:
博多の屋台
東京では屋台のメニューは「ラーメン」「おでん」と相場が決まっていて、それ以上の食事メニューは「赤ちょうちん」というところですが、博多では屋台が赤ちょうちんの役目も持っていて、飲むだけでなく、たいがいの食事メニューを食べることができますので、飲み助ばかりでなく、下戸の人もいっしょに楽しめます。 私も博多在住時代には、会社帰りによく食事した記憶があります。 また、カクテル屋台などの一風変わった店もあります。

ただし福岡市条例でナマモノの食品の提供を禁止されていますので、刺身はメニューにはないし、漬け物のキムチですらいったん加熱調理する事になっているそうです。 また、営業時間は日没以降(おおむね午後6時半ぐらいから)なので、残念ながらランチタイム営業はありません。

写真は天神の昭和通りと親不孝通りの交差点に出店している「小金ちゃん」という、TVの博多紹介番組にもよく登場する名物屋台です。

屋台「小金ちゃん」の紹介ページ



Place:
キャナルシティ博多
ショッピングモール、ゲームセンターに多数の小型映画館を併設した都心部再開発の複合アミューズメント施設の先駆けで、もともとは繊維関係の工場跡地でした。 ここにはホテルも併設されていて、高級指向のヒルトンホテルとビジネス客向けのワシントンホテルの2テナントが入っています。 ここの成功により、全国に同形態の再開発計画がスタートしました。 大阪のフェスティバルゲートは、ジェットコースターなどの大型遊具が設置されているという違いはありますが、基本コンセプトはそっくりで、建物の壁の色まで似たような雰囲気です。

キャナルシティ博多公式ページ


玉屋デパート
創業1906年の博多でもっとも古い老舗のデパートでした。 しかし、人の流れが中洲・川端地区から天神やキャナルシティへ変わってしまい、ついに1999年7月をもって廃業してしまいました。 跡地のビルは、当初はテナントビルに改装ということでしたが、どうも雲行きが怪しいようです。 ホテルになるという噂も・・・。(^_^;

【追記】
2006年3月に福岡玉屋跡地に建設された「Gate's(ゲイツ)」が部分開業しましたが、コンセプトの曖昧さからか、まだテナントも埋まりきっていないなど、大変らしいです。

福岡・中洲「Gate's(ゲイツ)」
西鉄グランドホテル
福岡の地元資本(西日本鉄道経営)のホテルとしては最も高級なホテルで、皇族の来福の際の宿舎に利用されます。 同じ西鉄資本のソラリアホテルの1階は吹き抜けの公共通路なので、静かな雰囲気を求めてよくここのロビーをよく待ち合わせに使いました。

西鉄グランドホテル公式ページ


親不孝通り
「天神万町通り」という本来の名前があるにもかかわらず、誰一人としてその名前では呼ばない飲食店街です。 「親不孝」の語源は、通りの長浜通り側にある水城学園という予備校に通う生徒が通ったから、親不孝者(浪人生)が遊び歩いたからだとか、命名者は通りにある飲み屋「振子」のマスターだといわれております。 会社でもオジさんたちは中洲、若い社員と女性陣は親不孝通りと行き先が決まっていたようです。(笑) 週末になると、福岡市内だけではなく、県内各地や佐賀、長崎、熊本からも遊びに来る人でごった返します。

一度、太宰府市のあたりの国道3号線上で道を聞かれた時に、「親不孝通りにはどげんしていくとです?」と聞かれた時には、こっちが面食らいました。 だってまだ15kmぐらい離れている場所だったのですから・・・(^_^;

「親不孝」の3文字の取り扱いがいろいろ議論を呼んでいたのですが、役所や商店街が「親不孝通り」の名前を看板から消しても、誰もそんな一方的な措置には追従しないところが博多んもんの頑固なところでしょうか? つい最近ですが商店街側で読み方は「おやふこうどおり」のままで「親富孝通り」という当て字をすることに決めたそうです。

親富孝通り公式ページ
マリアストリート
西日本最大、いや、もしかしたら日本最大だったかもしれないディスコ「マリアクラブ」があったことからそう命名された路地です。 残念ながらディスコブームの衰退と共にディスコ自体の営業は終了しましたが、跡地は各種のレストランやカラオケ、ホールなどになっていて、夜の親不孝通りの中心地には違いありません。

【追記】
マリアクラブ跡地の飲食施設も今はなくなり、マンションが建っているそうです。






中洲
西日本一の歓楽街と言われる中洲、しかし、最近の不況はかなり中洲にもダメージを与えているようです。 私は博多に住んでいたときもたいてい親不孝通りや西通りの方へ行ってしまったので、1軒だけ知り合いのやっていたカラオケバーへ行った以外は、中洲にはほとんど飲みに行ったことがないです。 ましてや、キャバレーとかもっと色っぽい場所(通りからもっと奥の方にピンサロや風俗系店舗とかあります)にも無縁でしたね。

写真の川は那珂川ですが、ここが中洲のある商人の街・博多と武士の街・福岡の境目になっているそうです。

中洲観光協会・中洲町連合会公式ページ
福岡国際空港(福岡空港・FUK)
日本一都心部に近い空港である福岡空港は、福岡市営地下鉄の開通により、なんと博多駅まで5分、天神までわずか11分と、市街地中心部へのアクセスが日本一便利な国際空港になってしまいました。 天神を飛行機の出発30分前に出れば充分搭乗に間に合うし、バスと違って到着時刻が正確に読めますので、仕事でぎりぎりの時間になっても不安がないのはいいですね。
そういえば、年輩の人には「板付空港」といった方が通じるかも(笑)

福岡空港ビルディング株式会社
西鉄福岡駅&西鉄バスセンター
西鉄福岡駅は、その昔、大怪獣ラドンが屋根に舞い降りたことでも知られています(笑) 旧駅は東急東横線の渋谷駅に似た雰囲気の、開放的な感じの終着駅でしたが、西鉄バスセンターと共に改築されてメタリックな感じの新駅になりました。

西鉄バスセンターは、東京以西の本州各地や九州内の各地を結ぶ高速バスが出ています。 熊本行きのバスは、JRの特急つばめ/有明と対抗するように1時間おきにノンストップ、その間に途中にも停車する便が出ています。 以前は西鉄福岡駅の高架下にあったちょっと暗い感じの場所でしたが、改築後は電車より1階上のフロアにバスターミナルが移動しました。
これらはスポーツセンター跡にできたソラリアホテルと共に再開発の目玉なんですが、上にできたビルに三越がテナントで入ったのには驚きました。 天神であの丸越マークにお目にかかるとは・・・。 お〜い、東急ハンズよ、いつ博多に来るんじゃい(^_^;

【追記】 三越のテナントだった八重洲ブックセンターは2001年2月末で退店したとのことです。
東急ハンズは、新しい博多駅ビルの完成と同時に博多駅前で開店するそうです。
西鉄福岡駅は、平成13年(2001年)1月1日から「福岡(天神)駅」という表記になっています。 路線名も「大牟田線」から「天神大牟田線」になりました。 全国的に有名になった「天神」の名称を載せて、経済中心地の天神発着である点をアピールするためと聞いています。

西日本鉄道公式ページ
福岡市博物館
福岡タワーのすぐそば、百道浜に1989年のアジア太平洋博覧会の際に歴史系パビリオンとして作られ、その後は博物館として改装の後、開館しています。 ここにはそれまで大濠公園の脇の福岡市美術館に保管されていた「漢委奴国王」の金印(社会科の教科書で見たことのある人は多いと思います)が保管されています。

「漢委奴国王」の金印についての詳しい話は福岡市博物館公式ページをご覧ください。



Temples & Shrines:


太宰府天満宮
地図で福岡の位置を知らない人でも、太宰府天満宮の名前を知らない人は少ないのではないかと思います。 京都から下ってきた菅原道真が祭神になっており、全国の天満宮の中心的存在として、そして学問の神様として年末年始から3月の受験シーズン終了まで受験生の姿が絶えません。 京都から菅原道真を追いかけて飛んできてしまったという飛梅も本殿の脇にあります。
太宰府天満宮の公式サイト

そういえば、飛梅の枝分けしたものが世田谷の羽根木公園に植えられていました。(地元の梅ヶ丘という地名にちなんで、梅祭りが行われることで知られている公園です)

太宰府天満宮公式ページ


櫛田神社
「博多総鎮守」として有名な櫛田神社は、はるか昔から商人の街・博多の守り神です。 また勇壮な祭り「博多祇園山笠」でも知られています。 場所はかろのうろんの少し裏、キャナルシティとは国体道路を挟んで反対側、川端商店街の横手になります。

Wikipediaの櫛田神社の項
水鏡天満宮
現在の博多の中心街「天神」の地名の元になった神社です。 天神地区のやや東寄り、那珂川に近い場所にあります。

Wikipediaの水鏡天満宮の項




愛宕神社
博多の西に位置する神社です。 地下鉄室見駅から室見川を渡ったところにある小高い丘の上にあります。 福岡市内では珍しい長い石段を登ると、一気に周囲の7〜8階建てマンションよりも高い場所に到達します。 そういえば、東京の芝・愛宕神社も丘の上にありますね。(芝の方は江戸時代に、とあるお侍が馬で石段を登っちゃったとか(笑))

神社の境内からは福岡市内を一望できますが、初めてここに来た1985(昭和60)年の風景を思い出すと、海沿いの百道浜に福岡ドームやホテル、高層アパートができたりとか、今は神社のすぐそばに高速道路ができつつあるとか、風景がどんどん変わってきています。 そういえば、なんでも1928(昭和3)年から15年間、丘の麓から山頂の神社を結ぶロープウェイがあったんだそうですよ。

Wikipediaの愛宕神社の項
筥崎宮
博多の東に位置する神社です。 第2次世界大戦前は戦勝祈願の神様だったそうですが、今は勝負の神様として福岡ダイエーホークスの選手が参拝に来るそうです。 ホークスの選手が買っていった「スポーツ勝守」(Sportsという英字表記あり)というお守りが珍しいかも(笑)
神社の住所は「福岡市東区箱崎1-22-1」地下鉄の駅名は「箱崎宮前」ですが、神社の名称の表記は「筥崎宮」です。

筥崎宮公式ページ
宇美八幡宮
福岡市の東側、糟屋郡宇美町にある神社で、宇美=産みということで、安産の神様としてこれから子供を授かりたい人、産まれた子供のお宮参りの人が多い神社です。 相方ご懐妊中につき、ちょっと拝んできてしまいました。(笑)

【追記】
実は、ひよこ姫が産まれてからまだ宇美八幡宮に御礼参りをしておりません。 神様、いずれお参りに行きますのでご容赦を。m(_ _)m

宇美八幡宮公式ページ



Event:
博多祇園山笠
5月のどんたく(博多どんたく港祭り)、7月の山笠(博多祇園山笠)、9月の放生会(筥崎宮)が博多の3大祭りと言われていますが、その中でもっとも博多を代表する、美と勇壮さで知られる櫛田神社の奉納神事で、7月1日から、7月15日早朝の追い山終了までの約2週間開催されます。 祭りの期間が長いのも全国一ではないでしょうか?
7月1日より展示用の「飾り山」が福岡市内の各所で公開されて、街中は祭り一色になります。 祭りを担当する町内会のグループは「流れ」と呼ばれ、その単位で展示用の飾り山と、最終日にタイムレースである追い山に使われるかき山を、毎年異なったテーマを決めて制作します。 準備は6月ぐらいから始められ、祭りの終了まで博多の商店主はほとんど祭りの準備に明け暮れ、その間は各商店とも家族が切り盛りすることになるそうです。
祭りの期間は、水法被に締め込み姿が関係者の正装となるそうで、街中でよく見かけるようになります。
最終日の「追い山」は7月15日の朝4時59分から5分間隔で各流れのかき山が櫛田神社をスタートし、どのかき山が最短時間で5km先のゴールに到達するかを競いますが、この様子は毎年NHK-BS・衛星第2チャンネルで生中継されています。 追い山が終わると、博多の夏も本格的になるという、季節の風物詩ですね。

博多の人はとことん山笠に入れ込んでしまう人を「山のぼせ」と敬意を込めて呼んでいます。
この祭り、現在も「山」に触れていいのは男性だけで、女性陣は裏方のみという女人禁制のしきたりが守られているのですが、博多の女の子の中には「子供の頃、山笠に参加するのが夢だったのに、女の子は裏方としてしか参加できなくて、山にはさわってもいけないと知って、性転換まで考えた」と言わしめるほど、博多の人には男女問わず山のぼせが多いようです(笑)

Wikipediaの博多祇園山笠の項
西日本新聞社の「博多祇園山笠」ページ



Transportation:


西日本鉄道(西鉄)
福岡の交通を一手に引き受けている西鉄(西日本鉄道)は、九州内ではJRを除く最大の鉄道事業者で、西鉄福岡-久留米-大牟田と福岡県内を南北に縦断する最大の鉄道網を持っています。 西鉄福岡(天神)と大牟田を約1時間で結ぶ特急電車は、沿線に行楽地がない路線としては珍しくクロスシートの特急用車両で運転されています。(たまに通勤型の代走もありますが(笑))

西鉄公式ページ


西鉄バス
西鉄は日本一の保有台数を誇るバス事業者でもあり、朝夕ラッシュ時の天神や博多駅周辺では、路線バスだけで渋滞するという他の都市にはない光景を見ることができます。 実際、私も天神を車で通りかかった際に、前後左右全てを路線バスに囲まれた経験があります。(壁ができてしまって、もうなんと言っていいやら・・・(^_^;)
また、日本最長のバス路線「はかた号」新宿西口-天神・博多駅間約1000kmを運行していますが、新宿駅の高速バスターミナルで「天神・博多駅」という行き先表示を出して出発待ちをしている西鉄バスを見かけると、「あ、これに乗れば天神に行けるんだな」なんて思ってしまいます。

【追記】
スカイマークエアラインズの登場によって一時は羽田-福岡間の航空運賃が片道\13,700まで値崩れして、新宿-博多駅・天神を結ぶ夜行バス「はかた号」(運賃片道\15,000)が存亡の危機に立たされました。 現在は京王電鉄が運行から撤退して東京側の窓口だけになり、西鉄バスの車のみで運転されています。 最近は航空運賃が石油価格の高騰で高止まりしているので、乗客が戻っているようです。

西鉄公式ページ(バス情報)


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