-THE 3rd STAGE- Sound Streamー

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 ’03年 9月 14日
撮影:Yuko Harazono

personnel :Ragged Club Band

E.G, Vo    :ロッツ
E.B, Cho    :ウッチャ
Key,Cho   :アベチャン
Drums     :マツ


********* 曲目リスト **********

M1.LOVE AND ONLY LOVE         /by NEIL YOUNG
M2.PEACE OF CLAP              /by NEIL YOUNG
   −Break
M3.
BIG GREEN COUNTRY          /by NEIL YOUNG
M4.STANDING IN THE LIGHT OF LOVE /by NEIL YOUNG
   −Break
M5.
Rockin' In The Free World      /by NEIL YOUNG
M6.HEY HEY, MY MY             /by NEIL YOUNG

●R.C.Bにして3回目となる今回のステージは三月に行った以来、半年振りのステージとなった。
MCでも言ったのだが、毎月精力的にLIVE活動を行っている方々からみれば随分とエンジンの掛りが遅いバンドだと思われるかもしれないが、これでも俺らにしてみれば、今回は相当頑張ったんだよね。
なんせドラムスのマッツンは大阪単身赴任中だったわけで、全員が揃った数少ない日は、どうしても長時間練習を余儀なくされたわけだ。
オールナイト・パック等慣れない形態でスタジオ練習したのだけど、無理が祟って全員が体調崩しちまったよ。
ベースのうっちゃは、当日もまだ鼻水が止まらんと嘆いていたぜ。(笑)

まぁさておき、本日は大人のコピーバンドDAY。多彩なバンドのLIVEを堪能できて聞く側としても楽しめたぜ。
最初の『東京アジアン☆パラダイス』というバンドは矢井田瞳など最近のJ−POPをコピーしていて、巧かったな。やはり最近の曲をコピー出来るバンドは上手い。 ボーカルは女の子だったよ。
そして次ぎがビートルズのコピーバンド「The beats stock」。全員がワイシャツに黒タイ、細身のスラックスという出で立ちで登場。
演奏は「ハード・ディズ・ナイト」をスタートに「ディトリッパー」や「ドライブ・マイ・カー」等、もうビートルズナンバーのオンパレードに、俺様もご機嫌だぜー。  いや〜、やっぱりビートルズはいいやね〜。
心地よく聴かせて頂いたぜ。 特に「ひとりぼっちのあいつ」なんか最初のコーラスが凄く綺麗にハモっていてね、俺らのバンドでは間違いなく再現することができないでしょうな。(笑)
そして次ぎは『岡田夫妻』というアコースティックデュオ。これがなんとも渋い。
なつかしのフォークでもやるのかなと思っていたら、奥様の方がドブロギターにボトルネックを使って弾きだし、エリック・クラプトンのブルース(特にMTVアンプラグドでのナンバー)を歌っていた。 旦那様の方はサポートに徹していたな。
まさに玄人好みの演奏だったよ。 そして俺らを挟んで,最後のバンドは『BanglASUKA』。 これがもう凄いノリまくっていたな。 この日で一番盛り上がっていたのじゃないかな。

☆当日の演奏曲目―――――――――――――――――――――

さてさて。 『岡田夫妻』の次ぎ(4番目)がオレらの出番だった。
アコースティックデュオの後だっただけに一発目の音のデカさには、お客様(特にお子様たち)はビックリしていたようだな。
今回は、バラード系の曲は一切なし。すべてゴリゴリ押しまくりのロックのみだぜ。
ちゅうことで最初っからテンションはかなり高め。

M1.は名盤中の名盤『傷だらけの栄光(RAGGED GLORY)』の収録曲。Aメロからサビに移る時のコード進行G → A → B がとても気に入っている。 徐々に盛り上がっていく感じが最高に格好いい曲だぜ。
しかし! 最初からミスってしまいました。 
(ペコリン。)
この曲の最後の方、まだ歌は続いているのにドラムが勝手に終わっちゃったよ。 オイオイ。
なんで、そういうミスが起こったのか俺にはちょっと理解できなかったが、まぁ、起こってしまった事はしょうがない。
なんとかギター伸ばしまくって誤魔化したぜ。
(俺、誤魔化すの得意だから。 誤魔化しだらけの俺の人生。)
因みにお客さんにこの件について聞いてみたよ。
『ああ、これはまた新しい斬新な終わり方だな〜、と思ったら、やっぱり間違いでしたか。(笑)』 ということでした。

M2.はG−BAND時代から演奏していたお馴染みのロックンロール。
“ニルヴァーナ”のカートコバーンが自殺したとき、ニールの詩を遺書として残したことに
ニールはかなりショックを受け、追悼の意を込めて『スリープス・ウィズ・エンジェル』というアルバムを作った。 これはそのアルバムの中に入っている暗い曲の中で唯一ノリのいい曲。

M3.はパールジャムと共同制作で発表した『ミラーボール』というアルバムの中の収録曲。
バックがクレイジーホースと比べて、非常に上手く、また迫力がある。
僕はこのスピード感溢れるロックのアルバムをかなり愛聴している、確かニールがパールジャムとツアーに出たときは、この曲をいつもオープニングで演っていたよ。

続いて M4。 これはかなりレアな曲で、他のニールヤングをコピーしているバンドでもあまり取り上げないだろうと思う。 今回この曲は、かなり実験的な試み。
来日したFUJI ROCKを含む2001年のツアーでしか歌っていない曲で、その後のNEWアルバムにも結局未収録となった。
それをブートレグより耳コピして、(歌詞は海外のWEBサイトを探しまくったら、なんと載っていたのだ!)なんとか演奏することができた。
但し、ちょっと失敗。ドラムのテンポが遅すぎだ。 演奏中、俺は『遅い、遅い!』て叫んでいたのだが、どういうわけか、更に遅くなっちゃったよ。 ちょっとダラケ気味になって非常に残念。 この曲は今度又、リトライだな。

M5.もうお馴染みの『自由な世界でロックし続けろ!』だぜ。
前回のライブでも、又ソロライブの一曲目でも取り上げたので今回はちょっとイントロのアレンジを変えてみたぜ。 歌と同時にリズム隊が入る。それまでギターのリフだけで決めたぜ。

ラストはM6. もう“ニールヤング・キティガイ(笑)”にとってはあまりにも有名な曲。例のカートコバーンが残した遺書も実はこの曲からなのだ。 “錆びるより燃え尽きたい”(RUST NEVER SLEEPS!) このフレーズだ。
とにかく! やっぱりロックンロールは決して死にやしない (Rock’n Roll can never die) だぜ!

まぁ、そんなこんなで、途中なんどかミスはあったものの
全体的には、理想の音も出せたし、いい雰囲気で終わることが出来たのじゃないかな。
いつも批評しかしないY子さんも珍しく誉めてくれたのは、この上なく嬉しかったし。(笑)
LIVEハウスの店長さんには、「段々盛り上がる感じがとても格好良かったですねー、フジロックの雰囲気が出ていましたねー。」
と言ってくれて、本当に嬉しかったよ。
(そんな事言われるとすぐ図に乗っちゃうので。 気をつけよう。)

だが、今回の俺の自己評価は前にも増してちと厳しいのだけどね。 まだまだ発展途上の段階だ。これじゃ、いかんなぁ〜と。
いずれにしても改めて思うに、バンドっちゅうのはやっぱりいいねぇー。  やめられまへんわ。(なぜかマッツン口調になってしまったぜ)
今年は6,7月とソロ・アコギLIVEをやったせいか、歪んだエレクトリックな音に飢えていたからね。
バンドの気持ち良さにはやっぱり代えられないぜ。
ソロも観に来てくれると嬉しいけれど、やはりR.C.Bの音をとにかく一度、体感して欲しいといつも思っているぜ。
G−BANDの頃よりは明らかにサウンドの質が向上していると思う。 (テクニックはさておき…なのだが。)
当日、大事な三連休の中日、はるばるお越し頂いた最高のオーディエンス達に心からお礼を言うぜ。

“Thank You! Dear My Friends!”

♪♪ MEMORIAL ALUBM ♪♪はこちらです。是非見てね!


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