データ名: WKOPN102.EXE Win95/98/NT4.0 用作業フォルダー生成ツール
WORKOPEN Ver1.02
発行日付: 99/10/16
  属性: バイナリ
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【ソ フ ト名】作業フォルダー生成ツール WORKOPEN Ver1.02
【登 録 名】WKOPN102.EXE
【著作権 者】齋藤 誠
【対応 機種】Windows 95/98/NT4.0
【コード形態】Intel系
【動作 確認】AT互換機 / PC9801,9821
【作成 方法】そのまま実行し、以後はインストーラに従う
【ソフトウェア種別】フリーソフトウェア
【サポート 】ご意見/御要望を電子メールで受け付け
【転載 条件】条件付きで転載可(下記参照の事)
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ダウンロード(約398KB)  

・更新履歴
 インストーラを FreeInst に変更し、1.01 でダイアログが多い点を減らして代わりに beep を鳴らすようにしました。またコンパイラを Delphi3 -> Delphi5に変更しました。何も変わっていないとは思いますが、実行ファイルが少々大きくなったのと、新しい OS (Windows98,2000?) への親和性が上がったと思います。

・ソフト紹介
 Windows95/98/NT4.0 用の、個々のファイルにいつでも独自の作業フォルダーを自動的に「作成/呼び出し」ができるツールです。また指定ファイルの「 LZH の展開/ LZH 形式での圧縮/自己解凍形式の作成」も可能です。
 マウスの右クリックで「送る」メニューに「 WorkOpen 」が追加され、任意の時点で個々のファイルに独立した作業フォルダーを作成できます。またそのファイルのクリップボードへのファイル名のコピーも可能です。

 三年前に“ XANAWORK ”(ザナワーク)として公開したアイディアを、再度ゼロからプログラミングしたのが、この WORKOPEN です。

・使用条件
 基本的にはフリーソフトですので、ご自由に使って下さい。ただし作者は http://www.hi-ho.ne.jp/saito_makoto/ にサポートホームページを持ち、ここでメールマガジンの発行もしています。新しいバージョンの通知はメールマガジンで行いますので、ご購読をお願いしたいです(もちろん無料です)。

・開発動機
 あるファイルを作っている時、途中のバージョンや関連ファイルなど、色々と雑多な一時ファイルをたくさん持つ事があります。これらを特定の作業フォルダに作ると、どのファイルが何のための一時ファイルだったか解らなくなってしまいます。またフォルダーもいくつもできてしまい、後で掃除するのも大変です。
 そこで、ワンタッチでファイル毎のフォルダーを作り、そこで作業をするというアイディアを思い付きました。元のファイルを違うフォルダに移動させても同じファイルからは必ず同じ作業フォルダーがオープンしますので、もう一時ファイルを探す事はありません。
 フリーソフトの LZH ファイルを開いてみて、それを試して見るのには最も適したソフトだと思います。

・使い方
 マイコンピュータやエクスプローラでファイルを1つ選択してから右クリックするとメニューが出ますが、まず「送る」を選択します。すると選択肢に"WORKOPEN"が現れますので、それを選びます。すると機能一覧画面が出ますので、任意の機能を選択して下さい。機能選択後は自動的に終了しますし、キャンセルしたい場合は「×」を押して下さい。



機能1:「クリップボードへ」
 この機能ではクリップボードに選択したファイルのフルパス名が入りますので、他のソフトのファイル選択画面等、任意の入力場所で「編集」+「貼り付け」や ctrl+v などでペーストする事が出来ます。フォルダー等を選択して、フォルダーのフルパス名を取得する事もできますので、他のプログラムの環境設定等に使えると思います(もちろん長い名前で格納されます)。

機能2:「作業領域開く」
 選んだファイルに対応する、そのファイル専用の作業用フォルダがオープンします。選んだファイルが lzh の場合は、作業用フォルダーに解凍するかどうかを問い合わせてきますので、答えて下さい。
 作業用フォルダーの削除機能は特に用意しておりませんが、オープンしてからフォルダーアイコンを右クリックし、「削除」を選ぶ事で可能です。

機能3:「LZH形式作成」or「自己解凍作成」
 そのファイル専用の作業用フォルダーをオープンし、そこに圧縮した lzh 形式のファイルが作成されます。複数ファイルを選択した場合は、それらが全て圧縮されます。また lzh ファイルを選択するとボタンが「自己解凍作成」に変わり、自己解凍形式ファイルの作成を行います。この時ボタン押下をマウスの右クリックで行うと、自己解凍形式作成時の詳細情報を設定することが可能です。

機能4:「作業領域操作」
 作業領域の実体があるフォルダを先頭に、エクスプローラが起動します。各作業領域のメンテナンスの際に使って下さい。

機能5:?
 全ボタンにはそれぞれ HINT が付いていますので、ボタンの上でマウスを止めればそれなりの情報が出てきます。またボタンの無い部分(一番下のボタンのすぐ下あたり)でマウスを止めると、「送る」で渡されたファイルの一覧が表示されます。